里芋の煮物(煮っころがし)のレシピをご紹介します。
里芋を食べやすい大きさに切り、調味料と一緒に煮るだけの簡単レシピ。
下茹でや塩揉みなど、里芋のぬめりを取るための面倒な下処理は一切不要です。
ぬめりを残すメリット
里芋のぬめりを取らずにそのまま煮ることで、調味料の絡みがよくなりますし、トロッとした食感が加わって、味がより濃厚に感じられます。
加えて、ぬめりに含まれる栄養を逃さず摂れるというメリットもあります。
里芋の特徴を最大限にいかしたシンプルな煮物料理です。
お弁当や作り置きにも向いているので、ぜひ献立に加えてみてください。
「トロっと旨い煮っころがし!里芋の煮物」のレシピです。
材料
里芋 | 正味300g※ |
砂糖 | 大さじ1/2 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1と1/3 |
かつおだし※※ | 200ml |
※ 皮をむいた状態で300gの里芋。皮付きで380g程度。
※※ かつおだしについては下の文中参照。
- カロリー
- 1人分:87kcal
作り方
最初に、里芋の皮をむきます。
皮をむくには、まず、里芋のお尻と頭を少し切り落とします。
そして、頭の切り口から側面に沿って、皮をなだらかに一周ぐるりとむきます。
里芋の皮をむいたら、同じくらいの大きさのひと口大に切ります。
次に、小さめのフライパン(もしくは鍋)に里芋を並べ、砂糖(大さじ1/2)・みりん(大さじ1)・醤油(大さじ1と1/3)・かつおだし(200ml)を加え、中火にかけます。
小さめのフライパン(鍋)を使う
里芋にかぎらず、煮物を作る際には、フライパン(もしくは鍋)の大きさが結構重要です。
あまり大きすぎると、食材が十分に煮汁につかりませんし、逆にあまり小さすぎると、食材を重ねて入れることになり、煮崩れの原因になってしまいます。
この里芋の煮物を作る場合は、直径20センチ程度のフライパンか鍋を使うのがおすすめです。
かつおだしについて
それぞれのだしの取り方は、下のリンク先を参考にしてください。
また、出汁を取るのが面倒という場合は、水(200ml)に顆粒だしの素(小さじ1/2)を加えたもので代用するのもアリです。
沸騰したら落しぶたをして、煮汁が落しぶたにしっかり当たる程度に少し火を弱めて、12分ほど煮ます。
落としぶたの作り方
ちゃんとした落し蓋がなくても、クッキングシートやアルミホイルで代用可能です。
作り方は、「クッキングシートで落とし蓋を作る方法」をご覧ください。
アルミホイルで代用する場合も、同じように、中心部分に空気穴をあけると使いやすいです。
12分ほど煮て、落としぶたを外すと、こんな感じになります。
念のため、ここで里芋に竹串を刺してみてください。
竹串がすっと通ったら、十分に火が通っています。
ヘラでたまに混ぜながら、煮汁が少なくなるまで、煮詰めたら完成です。
煮汁は、完全になくしてしまうよりも、上の写真くらい残っている方がいいです。
醤油ベースの甘辛いタレが、里芋特有のぬめりによく絡み、旨味たっぷりに仕上がります。
噛むと、味がしっかりと染み込んでいて、内側まで美味。
ご飯にもよく合いますよ。
日持ち:冷蔵保存で4日ほど
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