トロっと旨い煮っころがし!里芋の煮物の簡単レシピ。定番人気料理の作り方

里芋の煮物(里芋の煮っころがし)

里芋の煮物(煮っころがし)のレシピをご紹介します。

里芋を食べやすい大きさに切り、調味料と一緒に煮るだけの簡単レシピ。
下茹でや塩揉みなど、里芋のぬめりを取るための面倒な下処理は一切不要です。

ぬめりを残すメリット

里芋のぬめりを取らずにそのまま煮ることで、調味料の絡みがよくなりますし、トロッとした食感が加わって、味がより濃厚に感じられます。
加えて、ぬめりに含まれる栄養を逃さず摂れるというメリットもあります。

里芋の特徴を最大限にいかしたシンプルな煮物料理です。
お弁当や作り置きにも向いているので、ぜひ献立に加えてみてください。

里芋の煮物(煮っころがし)

レシピ動画

「トロっと旨い煮っころがし!里芋の煮物」のレシピです。

材料

3人分:調理時間15分
里芋 正味300g
砂糖 大さじ1/2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1と1/3
かつおだし※※ 200ml

※ 皮をむいた状態で300gの里芋。皮付きで380g程度。
※※ かつおだしについては下の文中参照。

カロリー
1人分87kcal

作り方

里芋の天地を少し切り落とす
里芋の皮を剥く

最初に、里芋の皮をむきます。

皮をむくには、まず、里芋のお尻と頭を少し切り落とします。
そして、頭の切り口から側面に沿って、皮をなだらかに一周ぐるりとむきます。


里芋を一口大に切る

里芋の皮をむいたら、同じくらいの大きさのひと口大に切ります。


里芋と調味料をフライパンに入れる

次に、小さめのフライパン(もしくは鍋)に里芋を並べ、砂糖(大さじ1/2)・みりん(大さじ1)・醤油(大さじ1と1/3)・かつおだし(200ml)を加え、中火にかけます。

小さめのフライパン(鍋)を使う

里芋にかぎらず、煮物を作る際には、フライパン(もしくは鍋)の大きさが結構重要です。
あまり大きすぎると、食材が十分に煮汁につかりませんし、逆にあまり小さすぎると、食材を重ねて入れることになり、煮崩れの原因になってしまいます。

この里芋の煮物を作る場合は、直径20センチ程度のフライパンか鍋を使うのがおすすめです。

かつおだしについて

なお、かつおだしは、かつお節から作るのにこしたことはありませんが、わが家ではだしパックもよく使います。

だしパックは、本格的なだしが手軽に取れるので便利ですよ。

それぞれのだしの取り方は、下のリンク先を参考にしてください。

また、出汁を取るのが面倒という場合は、水(200ml)に顆粒だしの素(小さじ1/2)を加えたもので代用するのもアリです。

かつお節を使った出汁の取り方
だしパックを使った出汁の取り方


落し蓋をして里芋を煮る
落し蓋をして里芋を煮る

沸騰したら落しぶたをして、煮汁が落しぶたにしっかり当たる程度に少し火を弱めて、12分ほど煮ます。

落としぶたの作り方

落し蓋の代用 クッキングシートを使った落とし蓋の作り方
ちなみに、上の写真は、クッキングシートを使って落とし蓋を手作りしています。

ちゃんとした落し蓋がなくても、クッキングシートやアルミホイルで代用可能です。

作り方は、「クッキングシートで落とし蓋を作る方法」をご覧ください。
アルミホイルで代用する場合も、同じように、中心部分に空気穴をあけると使いやすいです。


火が通った里芋の煮物

12分ほど煮て、落としぶたを外すと、こんな感じになります。

念のため、ここで里芋に竹串を刺してみてください。
竹串がすっと通ったら、十分に火が通っています。


里芋を煮っころがす

ヘラでたまに混ぜながら、煮汁が少なくなるまで、煮詰めたら完成です。

煮汁は、完全になくしてしまうよりも、上の写真くらい残っている方がいいです。


里芋の煮物(煮っころがし)

醤油ベースの甘辛いタレが、里芋特有のぬめりによく絡み、旨味たっぷりに仕上がります。

噛むと、味がしっかりと染み込んでいて、内側まで美味。
ご飯にもよく合いますよ。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で4日ほど

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