里芋の冷凍保存。生も煮物も冷凍できる!保存方法と保存期間を解説。

里芋の冷凍保存

里芋の冷凍保存方法を解説します。

里芋は、冷凍することができます。
生のままでもいいですし、茹でたものや煮物でもOK。
保存期間は、いずれの場合も1ヶ月程度です。

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冷凍里芋は煮物などに使う

ただし、冷凍した里芋は、使い道がある程度限定されます。

冷凍里芋は、通常の里芋とくらべると、パサッとしていて食感がやや柔らかいのが特徴です。
そのため、蒸してそのまま食べたり、あるいは解凍してマッシュしてコロッケやサラダにするといった用途には向きません。

冷凍里芋を美味しくいただくには、煮物にしたり、味噌汁やスープの具材にしたりするのがおすすめです。
汁気のある料理であれば、冷凍里芋の食感があまり気にならなくなります。

里芋の冷凍方法を詳しく解説します。

さといもを生のまま冷凍

里芋の冷凍保存を生でする場合

生里芋の冷凍保存期間:1ヶ月

生の里芋を冷凍保存する場合は、皮をむいて食べやすい大きさに切り、水気を拭き取ったうえで、小分けにして保存袋に入れます。
賞味期限は1ヶ月ほどです。

事前にアク抜きしてもよい
里芋を冷凍保存する際の下処理(塩で揉む)
ぬめりとアクを取り除きたい場合は、切った里芋を少し多めの塩で揉み、きれいに水洗いしてから冷凍保存します。

ぬめりを取っておくと、煮物などにした時に味が染みやすくなりますし、アクを抜いておくと、エグミや苦味が和らぎます。(里芋のぬめりの取り方

ただ、この下処理は必須ではありません。
やるかどうかはお好みで。

当サイトでは、栄養と味の両面を重視して、ぬめりもアクも取らずに里芋の煮物を作るレシピをおすすめしています。

解凍は不要

なお、冷凍した生里芋を使う時は、わざわざ解凍する必要はありません。
凍ったままの状態で加熱調理することができます。

食感が変わる

冒頭でお伝えした通り、冷凍里芋は食感が変わるので、コロッケやサラダには向きません。
冷凍里芋を美味しく食べたいのなら、煮物や汁物がおすすめです。

里芋の煮物
冷凍里芋で「里芋の煮物」を作る場合は、リンク先のレシピを参考にしてください。

生の里芋を使ったレシピですが、同じ分量の冷凍里芋でも、まったく同様に美味しく作れます。

茹でたさといもの冷凍

加熱した里芋の冷凍保存

茹で里芋の冷凍保存期間:1ヶ月

続いては、加熱済みの里芋を冷凍保存する方法です。

茹でたり蒸したりレンジでチンした里芋を冷凍する場合も、小分けにして保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。

冷凍後の特徴についても、生の里芋を冷凍した場合と大部分が共通しています。

  • 賞味期限は1ヶ月ほど。
  • パサついて柔らかくなり、食感がやや劣化する。
  • 煮物や味噌汁などに使うと、食感の変化をカバーできる。
  • 解凍せずに凍ったまま加熱調理できる。
里芋の味噌汁
加熱済みの冷凍里芋だったら、火を通す手間が省けるので、「里芋の味噌汁」もあっという間に完成します。

また、加熱済みの冷凍里芋で煮物を作る場合も、先に紹介した「里芋の煮物」のレシピで美味しく作れます。

一度加熱した里芋をさらに煮ることになりますが、味がよく染みます。
生の里芋を加熱済みの冷凍里芋に置き換えて作ってみてください。

さといもの煮物の冷凍

里芋の冷凍(煮物)

里芋煮物の冷凍保存期間:1ヶ月

最後に、里芋を煮物にした場合の冷凍について解説します。

里芋の煮物も、保存袋に入れて冷凍庫に入れると、1ヶ月ほど日持ちします。
食べる時は、冷蔵庫に移して自然解凍したり、レンジで解凍してください。

食感の変化に関しては、「生のまま冷凍した里芋」や「茹でてから冷凍した里芋」とくらべると、わりと少なめです。
冷凍していない煮物とくらべると、食感がやや柔らかいですけど、言われないと分からないというレベルです。

里芋の煮物がたくさん残ってしまった時には、冷凍しておくといいですよ。

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