里芋の切り方。煮物やお雑煮などにぴったりな里芋の切り方を解説。

里芋の切り方
レシピ動画

里芋の切り方を動画で解説します。

里芋の切り方は、作る料理によって少し異なります。

煮物にする場合の切り方

里芋をシンプルな煮物にする場合は、皮を剥いて、切らずに丸ごと使うことがよくあります。

ただ、切る切らないは、里芋のサイズによる部分も大きいです。
サイズが大きい里芋を使う際には、一口大に切り分けた方が火の通りがよくなりますし、食べやすさもアップします。

また、筑前煮にする場合は、鶏肉などの他の具材と揃えて、少し小さめに切り分けるのも良いと思います。

里芋の切り方(煮物)
丸ごと
里芋の切り方(煮物)
一口大

汁物は輪切りや半月切り

里芋を豚汁やけんちん汁といった汁物に使う場合は、輪切り(下の写真)や半月切りがおすすめです。

豚汁やけんちん汁は味噌汁の切り方
薄く切るほど火が通りやすくなるので、お好みで厚みを調整してください。


里芋の基本の切り方

里芋の基本的な切り方は次の通りです。

里芋をタワシできれいに洗う
まず、里芋に土が付いている場合は、タワシなどで軽くこすって汚れを落とします。

そして、ザルに上げて乾燥させるか、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。

里芋の水気を取る
里芋に付いた水気をあらかじめしっかり取っておくと、里芋を切った時に手がすべりにくく、また、指がかゆくなりにくいです。



里芋の両端を切り落とす
次に、里芋の頭とお尻をそれぞれ少しずつ切り落とします。

そして、縦方向に皮を剥きます。

里芋の皮を剥く
里芋は、写真のように繊維に沿って縦方向に(お尻の切り口から頭の切り口に向かって)少しずつ剥くと、皮を剥きやすいです。


里芋を一口大に切る
里芋の輪切り

後は、一口大や輪切りなど好みの形に切ったらおしまいです。

切り方は、冒頭の動画も参考にしてください。



おもてなし料理に合う切り方

ところで、里芋の切り方としては、「六方むき(六角切り)」という名前の切り方もとても人気があります。

里芋の切り方(六方)
六方むきとは、里芋の側面が六角形になるようにむく剥き方で、見栄えがするうえに、煮崩れもしにくくなるのが特徴です。

見た目が綺麗に仕上がるので、正月のおせちのお煮しめやお雑煮といったハレの日の料理にぴったりの切り方と言えます。

六方むきのやり方

六方むきの切り方については、冒頭の動画か「六方むきのやり方」をご覧ください。

きれいに切るポイントは、皮を剥く順番を意識することです。

里芋の切り方(六角形)
最初に①の皮を剥いたら、次に、その反対側の②の皮を剥きます。

そうすると、六角形の各辺の位置と長さが定まりやすいため、皮を均等にむきやすいです。


あとは、両側に残った皮を、それぞれ2回に分けて、均等にむきます。
③の皮を2回に分けてむき、最後に④の皮を2回に分けてむけば完了です。

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