
里芋をレンジでチンして蒸す方法をご紹介します。
里芋の皮をむいてからチンする方法と、むく前に丸ごとチンする方法の2パターンです。
里芋の皮をむいて、適当な大きさに切ってからチンすると、加熱ムラができにくいというメリットがあります。
ですから、なるべくこの方法でチンすることをおすすめします。
覚えておくと、里芋コロッケや里芋グラタン、また里芋サラダといった料理の下ごしらえにとても便利ですよ。
加熱時間の目安は、100gにつき2分です。
ただ、そうは言っても、里芋は滑りやすいので包丁でむくのが苦手という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、次の方法を試してください。
里芋を丸ごとチンすれば、包丁で皮をむく必要がありません。
加熱後に柔らかくなった里芋の皮を手でむくだけ。
とても簡単です。
でも、この方法には、加熱ムラができやすいというデメリットもあります。
加熱中に途中でひっくり返すことでムラは減りますが、先に皮をむいて切っておく方法とくらべると、残念ながら劣ります。
慣れてきたら、包丁で切り分けてからチンした方がいいと思います。
また、この記事では、里芋の冷凍方法と、レンジでチンした里芋を使った簡単料理のレシピもご紹介します。
レンジでチンした里芋は、1ヶ月ほど冷凍保存が効きます。
また里芋を煮物などに使いたい場合は、生のまま冷凍することもできます。
あわせてご覧ください。
里芋をレンジでチンする方法下ごしらえにおすすめ

それではまず最初に、皮をむいた里芋をレンジでチンする方法をご紹介します。
加熱時間の目安は、里芋100gにつき600wで2分です。
里芋の量を増やしたら、その分、加熱時間も増やしてください。
たとえば、4個(200gくらい)を一度に加熱したい場合は、2分×2=4分です。
里芋 | 100g(2個程度) |
- 里芋の皮をむき、適当な大きさに切る。
- 1を耐熱皿にのせてラップをする。(上の写真参照。)
- 里芋100gにつき、電子レンジ(600w)で2分加熱したらできあがり。
里芋が柔らかくなったら完成です。
加熱時間は、里芋の質などによっても若干変わりますので、十分に柔らかくなっていない場合には、再びレンジに入れ、少し加熱してみてください。
さて、冒頭でもお伝えしたとおり、この方法で里芋をチンすると加熱ムラが出にくいです。
仕上がりにこだわるのなら、この方法がおすすめ。
コロッケやサラダの下ゆでもラクチンです。
続いて、里芋の皮をむかずにチンする方法をご紹介します。
里芋を丸ごとレンジでチンする方法皮むきがラク!

里芋の皮をむかずに丸ごとレンジでチンする方法です。
里芋の皮を包丁でむくのが苦手という方におすすめです。
加熱後の里芋の皮は、手で簡単に皮をむけますよ。
里芋 | 100g(2個程度) |
- 里芋をきれいに洗い、水に濡れたままの状態で耐熱皿にのせ、ラップをする。
- 里芋100gにつき、電子レンジ(600w)で2分加熱したらできあがり。(加熱時間の半分が過ぎたら、いったん取り出してひっくり返す。)
里芋はあらかじめ水で濡らしてください。
また、加熱時間が半分を経過したあたりで、里芋をいったん取り出して、ひっくり返してください。
そうすると加熱ムラを抑えることができます。
ちなみに、里芋にあらかじめ写真のようにぐるっと一周、切れ目を入れてからチンすると、皮がぐっとむきやすくなります。
里芋の冷凍保存

ところで、里芋をレンジでチンすると、冷凍保存も可能です。
少し多めにチンして、冷凍庫にストックしておくと、いつでも使えて便利です。
保存期間の目安は1ヶ月です。
また冒頭でもお伝えした通り、里芋は生のままでも冷凍できます。
里芋の煮物などを作る場合は、生を切って保存袋に入れ、冷凍するといいですよ。
チンした里芋を料理に使う方法
最後に、チンした里芋を使ったおすすめ料理を2品ご紹介します。
里芋コロッケ

この里芋コロッケは、レンジでチンして柔らかくした里芋をもとに作ります。
味付けに醤油をつかい、具材に長ねぎをプラスした和風コロッケ。
ひき肉を少し多めに加え、ごま油で風味付けすることで、しっかりとしたコクが感じられる、味わい深いコロッケに仕上がります。
里芋サラダ

このサラダも、チンして柔らかくした里芋で作ります。
里芋とキュウリをマヨネーズやヨーグルトで味付けをした、シンプルなサラダです。
高血圧抑制に効果的な里芋のレシピとして、テレビで話題になりました。
そのまま食べてももちろんいいですし、オーブントースターで焼いてグラタン風にするのもいいですよ。