里芋の茹で方と茹で時間。皮付きと皮なしのそれぞれのメリットとやり方。

投稿日:2020年11月9日 更新日:

里芋の茹で方と茹で時間

レシピ動画

里芋(さといも)の上手な茹で方を動画で解説します。
里芋の下茹でのやり方についてです。

里芋は、沸騰した湯に入れるのではなく、水から茹でる方が甘みが出やすいです。

サトイモのゆで時間

茹で時間は、中くらいの里芋を丸ごと茹でる場合で、15分くらいが目安。
小芋だったり小さく切ったりした場合は、もう少し短くすることができます。
小さい里芋の場合は、10分くらいで様子を見てください。

逆に、大きい里芋の場合は、20分以上かかることもあります。

皮付き・皮なしの違い

里芋を皮ごと茹でるか、皮を剥いてから茹でるかは、お好みです。

皮付きのまま茹でる場合

皮付きのまま茹でると、皮の内側に里芋特有のぬめりが残りやすくなり、味もやや濃く感じられ、栄養の流出も少し抑えられます。

皮付きのサトイモの茹で方
里芋のツルンとした口当たりや味が好きな方には、皮付きのまま茹でることをおすすめします。

皮を剥いてから茹でる場合

一方で、皮を剥いてから茹でる場合は、味や栄養の損失はやや多いものの、ぬめりがきれいに取れます。

皮なしのサトイモの茹で方
ただ、皮を剥いた里芋そのまま茹でると、ぬめり成分が湯に流れ出て白い泡が立って吹きこぼれやすくなるので、事前に塩で揉んで、ぬめりをある程度取り除いておくことをおすすめします。

さといもの茹で方【皮付き】

まず最初に、里芋を皮ごと茹でる方法をお伝えします。

サトイモに包丁で切れ目を入れる

皮ごと茹でる場合は、あらかじめ里芋に切れ目を入れておくと、茹で上がった時の皮むきがとても楽になります。

サトイモの切れ目
切れ目は、里芋の表面にぐるっと一周入れます。

皮付きのサトイモを鍋に入れて水を注ぐ

切れ目を入れたら、里芋を鍋に入れ、里芋がかぶるくらいの水を注ぎ、火にかけます。

サトイモは水から茹でる

里芋は、水の状態から鍋に入れて茹で始めると、ゆっくりじわじわと温度が上がるので、甘みが出やすくなります。


サトイモをゆでる

沸騰したら火を少し弱め、鍋の中が常にフツフツとしている状態を保ちながら、竹串がすっと通るまで茹でます。

茹で時間は15分ほど

茹で時間は、中くらい(直径5センチ・65g程度)の里芋で、15分くらい。
小さい里芋ならもう少し短くて済みますし、大きめなら、長めに茹でてください。


サトイモの水気を切る

茹で上がったら、ザルに上げて水気を切ります。


茹でたサトイモの皮を剥く

切れ目を入れて茹でた里芋は、皮の両端をすっと手で引くだけで、切れ目から簡単に皮をむくことができます。

皮ごと茹でるとぬめりが残る

里芋を皮ごと茹でると、皮の内側に、里芋特有のぬめりが残ります。

また、皮をむいてから茹でるよりも、里芋の味がやや濃く感じられますし、栄養の流出を抑えられます。

さといもの茹で方【皮なし】

続いて、里芋の皮を剥いてから茹でる方法をお伝えします。

皮を剥いたサトイモをゆでる

里芋のぬめりをとりたい場合は、皮を剥いてから茹でるのがおすすめです。

参考:里芋の皮むき


サトイモに塩を揉み込む
塩揉みしたサトイモを洗う

皮をむいたら、お好みで適当な大きさに切り、少し多めの塩を手で揉み込んで、流水できれいに洗います。

塩の量は、里芋5個で大さじ1くらいが目安です。

ぬめりを取って吹きこぼれ防止

里芋に塩を揉み込むと、ぬめりが取れます。

皮をむいた里芋をそのまま茹でるだけでも、ぬめりは取れますが、塩であらかじめ揉んでぬめりを取っておくと、茹でいる間に白い泡がたくさん出て吹きこぼれる心配がなくなります。


サトイモと水を鍋に入れる

次に、里芋を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、火にかけます。

皮を剥いてから里芋を茹でる場合も、水から茹でた方が甘みが出やすいです。


サトイモを茹でる

沸騰したら、火を少し弱め、鍋の中がふつふつとしている状態を保ちながら茹でます。

茹で時間は6〜15分

茹でる時間は、一口大に切った場合で6〜10分、丸ごと茹でた場合で15分ほどです。

白い泡は里芋のぬめり成分

里芋を皮を剥いてから茹でると、白い泡が出ます。
この白い泡は、里芋のぬめり成分によるもので、あらかじめ塩揉みしてぬめりを取り除いても、ある程度は出ます。
ただ、塩揉みせずにそのまま茹でるよりは、白い泡が抑えられます。

白い泡はそのままにして茹でてもいいですけど、きれいに取り除いておくと、火が強かった場合にも吹きこぼれにくくなります。


サトイモの水気を切る

茹で上がったら、ザルに上げて水気を切ります。

皮をむいて茹でるとぬめりが取れる

皮を剥いて茹でた里芋は、ぬめりがきれいに取れるので、ホクホクとした食感がやや際立ちます。
また、ぬめりが取れることで味が染みやすくなるので、煮物の下茹でにも使えます。

茹でたサトイモの美味しい食べ方

里芋は、茹でただけでも美味しく食べれられます。

茹でたサトイモ
茹でて塩をつけるだけでもいですし、だし醤油や田楽みそも合います。

ちなみに、里芋と合わせるだし醤油だったら「茅乃舎のだし醤油」がおすすめです。
わが家でも愛用しています。


以上、里芋の茹で方についてお伝えしました。

ぬめりを残して、旨みや栄養をなるべくキープしたいのなら、皮付きのままがおすすめ。
反対に、ぬめりを取り除きたいのなら、皮を剥いてから茹でるといいですよ。

ケースバイケースで使い分けてください。

里芋のレンジを使った茹で方

ところで、里芋は、電子レンジを使って茹でることもできます。

里芋のレンジを使った茹で方
レンジを使うメリットは、何よりも、作業が簡単なこと。

加熱時間は、100gにつき600wで2分が目安です。


ただ、里芋は個体差が大きく、ものによっては硬い部分が多く含まれていることもあるため、レンジだと、適切な加熱時間が少し読みにくいです。
竹串を刺して様子を見ながら少しずつ加熱するというのも難しいですし、加熱しすぎると、逆に食感が硬くなってしまいます。

全体を均一に十分に柔らかくしたいのなら、今回ご紹介した方法で茹でたり、あるいは蒸したりする方がおすすめです。

詳しくは、下のリンク先をご覧ください。

里芋をレンジでチンする方法
里芋の蒸し方

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