茹で栗でつくる栗ご飯のレシピ。栗の味を堪能したい人におすすめ!

茹で栗の栗ご飯

レシピ動画

栗の味が濃い!茹で栗の栗ご飯

茹で栗を使った「栗ご飯」の簡単レシピをご紹介します。
栗とお米を別々に調理して、栗を後入れする栗ご飯のレシピです。

この栗ご飯の最大の特徴は、栗の味がとても濃く感じられるところ。
皮に包まれたままの状態で栗を茹でるので、栗の味を外に逃がしません。

栗の味を堪能できる栗ご飯

栗ご飯と言えば、米と一緒に生栗を炊き込む調理法が人気が高く、当サイトでもレシピを紹介しています。
一緒に炊くことで栗の味が米によく馴染むので、その点は大きな魅力ですが、栗の味だけに絞って比較すると、茹で栗を使った方が美味しいです。

茹で栗の栗ご飯
生栗を炊く方法は、全体的なバランスが売り。
茹で栗を使う方法は、栗の味を存分に楽しみたい人におすすめです。

どちらがいいかはお好みだと思うので、ぜひ2つとも試してみてください。

なお、この記事では、茹で栗を使った栗ご飯の作り方と合わせて、栗の茹で方と皮むきの方法もお伝えします。

材料

4人分:調理時間50分
茹でた栗(※1) 正味250gくらい
(※2) 2合
小さじ3/4
好みで大さじ1/2
  1. 茹でて皮を剥いた栗。栗の茹で方や剥き方は下の文中参照。
  2. 1/3合くらいをもち米に代えてもOK。

使用する栗の量は、お好みでいくらでも変えることができます。
皮をむいた栗を250gくらいたっぷり使うのがおすすめですが、余った少量の茹で栗で作るのもアリですよ。

栗の下ごしらえ

まず、栗の下ごしらえ(茹で方と皮の剥き方)を説明します。

茹で栗の作り方(鍋)

栗を鍋で茹でるのなら、茹で時間は50分が目安です。

栗(適量)にかぶるくらいの水を注ぎ、水1リットルにつき塩小さじ1を加え、50分ほど茹でます。

栗が極端に小さかったり大きかったりする場合は、少し調整してください。
茹で方が分からない場合は、さらに詳しく解説した「鍋を使った栗の茹で方」も合わせて参考にしてください。


茹で栗の作り方(圧力鍋)

光熱費を節約したいという方には、圧力鍋での調理がおすすめです。

茹で栗の加圧時間は10分が目安。
こちらも、水1リットルにつき塩小さじ1を加えて茹でると美味しいです。

栗の破裂防止
圧力鍋で茹でる場合は、栗が破裂しないように、あらかじめ栗の先端部分に切り込みを入れる手間がかかりますが、それでも鍋よりは少し時短になります。

詳しくは「圧力鍋を使った栗の茹で方」をご覧ください。


茹で栗の剥き方

茹で栗の剥き方

また、茹で栗の皮をむく時は、先に、お尻の部分に少し包丁を入れておくといいです。

茹で栗の剥き方
ここでのポイントは、栗の皮を最後まで切り落とさないこと。

下の皮を繋げたまま残すと、あとは下の皮を包丁で押さえながら身を引くだけで、皮の一部がむけます。

茹で栗の剥き方
ここまでむければ、残りの鬼皮は手でもむけます。

硬い鬼皮がむけたら、その内側の渋皮も包丁できれいに取ってください。

茹で栗の剥き方
茹で栗は柔らかいので優しく扱う必要がありますが、あまり神経質にならなくてもいいです。

栗ご飯にすると栗はある程度崩れますし、敢えて崩して加える方もいるくらいです。

むしろ、今回ご紹介する栗ご飯は、少し砕けた栗がご飯に混ざった方が美味しいです。

栗ご飯の作り方

米を研ぐ

栗の下ごしらえが済んだら、米(2合)を洗ってザルに上げます。


米と塩と酒と水を炊飯器に入れる

次に、米・塩(小さじ3/4)・酒(好みで大さじ1/2)を内釜に入れ、2合の目盛りまで水を注ぎ、普通に炊きます。

もち米を混ぜておこわ風にしてもOK

米は、うるち米(普通の米)を2合使ってもいいですし、そのうちの1/3合をもち米に代えてもいいです。

もち米を使う場合は、うるち米(1と2/3合)ともち米(1/3合)を混ぜます。
作り方や水加減は、もち米を混ぜても混ぜなくても同じです。


炊き上がったご飯に茹で栗を入れる

炊き上がったら、すぐに栗(250gくらい)を加え(上の写真)、フタをして10分ほど蒸らします。

これで完成。
あとはさっくり混ぜて、茶碗に盛り付けるだけです。

栗を後入れするメリット

米と栗を別々に調理すると、栗の味が濃く感じられる栗ご飯ができます。


茹で栗の栗ご飯

栗と米を一緒に炊いた場合とくらべると、栗の存在感がしっかりしているのが特徴です。

栗の食感はよりホクホクしていて、旨味も甘みも濃く感じられて美味しいですよ。


栗ご飯
最後に、栗ご飯のレシピをあと1品ご紹介します。

生栗をご飯と一緒に炊き込む、栗ご飯の王道レシピ
栗自体の味の濃さでいえば先ほどのレシピの方が上ですが、こちらは、栗とご飯の味が良く馴染むのが特徴です。

どちらが良いかはお好みで、私の周りでも意見が分かれます。
リンク先のレシピもぜひ参考にしてください。

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