ブロッコリースプラウトの保存方法をご紹介します。
ブロッコリースプラウトとは、発芽して間もないブロッコリーの新芽のこと。
栄養が豊富なうえに、生のまま手軽に食べられるので、今とても注目されている食材の一つです。
ブロッコリースプラウトは、冷蔵庫に入れておけば、3〜4日ほど日持ちさせることができます。
とは言うものの、栄養面を考えると、できれば保存するのではなく、早めに食べ切るのがおすすめです。
その理由は、ブロッコリースプラウトに含まれる「スルフォラファン」という栄養素が、新鮮なうちの方が活性化しやすいためです。
ブロッコリースプラウトの栄養
「スルフォラファン」には、強い抗酸化作用があり、ガン抑制や生活習慣病予防の効果があると言われています。
また、白髪の減少や育毛効果も期待できるとされています。
ブロッコリースプラウトのスルフォラファンの含有量は、ブロッコリーの7〜20倍。
このスルフォラファンを目当てにブロッコリースプラウトを食べている方も、沢山いらっしゃると思います。
スルフォラファンを活性化させるには、同じくブロッコリースプラウトに含まれる「ミロシナーゼ」という酵素の働きが不可欠です。
そして、ミロシナーゼには、「加熱調理や保存に弱い」という性質があります。
ですから、スルフォラファンの効能を最大限いかすには、新鮮なうちに生で食べるのがおすすめです。
また、よく噛むことで、スルフォラファンがより体内に吸収されやすくなるとも言われています。
ブロッコリースプラウトの保存方法
そうは言っても、買ってきてすぐに食べきれないことも多いのではないでしょうか。
そこで、続いて、ブロッコリースプラウトを上手に保存する方法をご紹介します。
パックに入ったままのブロッコリースプラウトの保存
ブロッコリースプラウトの冷蔵保存期間:3〜4日
ブロッコリースプラウトは、常温保存には向きません。
保存するなら冷蔵保存。
パックに入ったままの状態であれば3〜4日くらいは日持ちします。
パックの中は、たいてい白いスポンジに根が張っており、スポンジが水を含んだ状態になっています。
ですから、根の方を下にして、野菜室で保存するのがおすすめです。
残ったブロッコリースプラウトの保存
ブロッコリースプラウトを一度に食べ切れない場合も、根をスポンジから切り離さずに、付けたままの状態をキープします。
スポンジの水が乾燥してくると、スプラウトがしんなりしてくるので、水を少し補ったうえで、パックにラップをかぶせておくといいです。
こちらも3〜4日ほど日持ちします。
ブロッコリースプラウトの冷凍保存
ブロッコリースプラウトの冷凍保存期間:1ヶ月
ブロッコリースプラウトは、冷凍保存も一応できます。
保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜いたうえで、冷凍庫へ。
ただし、解凍すると、水分が出て食感は完全に失われるので要注意です。
凍ったままの状態で、味噌汁などの具材にしたりミキサーにかけてジュースにしたりすれば、食べられないこともありません。
ブロッコリースプラウトは、基本的に保存期間が長ければ長いほど、主要な栄養成分である「スルフォラファン」の摂取量も減ってしまうようです。
ですから、冷凍保存にはほとんどメリットがありません。
繰り返しになりますが、ブロッコリースプラウトの栄養の効果を期待するのなら、新鮮なうちに生食をするのがおすすめですよ。
最後に、ブロッコリースプラウトをたっぷり美味しく食べられるサラダのレシピをご紹介します。
合わせる食材は、コンビニでも買えるサラダチキンとミニトマト。
粒マスタードの風味をいかしたマヨネーズソースをかけていただきます。
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