「鶏もも肉と白菜炒め」の簡単レシピをご紹介します。
味付けに使う調味料は、塩・醤油・酒の3つだけ。
調理時間はたったの12分です。
調理のポイントは、白菜の水分をしっかりと飛ばすことです。
そうすることで、鶏肉を柔らかい食感に仕上げつつ、白菜の水分も蒸発させることができます。
余計な水分で味が薄まらないので、素材の味を存分に楽しめますよ。
また、このお料理は、糖質がかなり少ないので、糖質制限ダイエットをしている方にもおすすめです。
鶏肉と白菜炒めのレシピ
「鶏肉と白菜炒め」のレシピです。
鶏もも肉 | 1枚(250g) |
白菜 | 2枚(200g) |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1 |
- 白菜の葉と芯を切り分ける。芯をそぎ切りにし、葉をざく切りにする。
鶏肉の厚みのある部分に軽く切れ目を入れる。一口大に切り、塩と酒を揉み込む。 - フライパンにサラダ油を引き、鶏肉の皮目を下にして並べて中火にかけ、焼き色が付くまで2分ほど焼く。
いったん火を止め、鶏肉をフライパンの端に寄せ、白菜の芯・葉の順に広げ、その上に鶏肉をのせる。
再び弱めの中火にし、フタをして、6〜7分蒸し焼きにする。 - フタを取って水分を飛ばし、醤油を回し入れ、軽く混ぜたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、白菜(2枚:200g)の葉と芯を切り分け、芯をそぎ切りにし、葉をざく切りにします。
そぎ切りとは、包丁を寝かせて斜めに切り分ける方法です。
このように芯を切ると、火の通りが良くなります。
次に、鶏もも肉(1枚:250g)の厚みのある部分に切れ目を入れます。
そして、一口大に切り分けます。
切れ目の入れ方は、上の動画を参考にしてください。
鶏肉の厚みのある部分に切れ目を入れると、火の通りが良くなります。
続いて、鶏肉に塩(小さじ1/3)と酒(大さじ1/2)を揉み込みます。
この工程は、まな板の上で済ませると、後片付けがラクです。
その際には、鶏肉をまとめて置き、塩も酒もちゃんと鶏肉の上にかけるようにするといいです。
【工程2】
次に、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引き、鶏肉の皮目を下にして並べます。
そして、中火にかけ、フライパンが温まってから2分ほど焼きます。
鶏肉は、冷たい状態のフライパンに並べて調理し始めます。(コールドスタートという調理法です。)
冷たい状態から、鶏肉をじわじわ加熱し始めると、鶏肉がしっとりジューシーに仕上がります。
2分ほど経って、鶏肉の片面に焼き色が付いたら、いったん火を止めます。
そして、鶏肉をフライパンの端に寄せます。
続いて、フライパンの中央に白菜の芯を広げ、その上に葉をのせます。
さらに、白菜のうえに、鶏肉を移動します。
この状態で再び点火し、弱めの中火にします。
鶏肉の片面だけを焼き、そのあとに白菜の上にのせて火を通すと、鶏肉がしっとり柔らかく仕上がります。
【工程3】
6〜7分経ったらフタを取り、たまに混ぜながらフライパンの中の水分を飛ばします。
この時、鶏肉はなるべく白菜の上にのせた状態をキープした方がいいです。
最後に、醤油(小さじ1)を鶏肉の上にかけます。
白菜にはかなり多くの水分が含まれているので、普通に炒めものを作ると水っぽくなりがちです。
素材の味を引き出したいのなら、白菜の水分はできるだけ抑えるのがおすすめ。
今回のレシピのように加熱すれば、鶏肉の焦げ付きを防ぎつつ、白菜の水分を上手に飛ばすことができます。
余計な水気を抑えて、なおかつ、味付けをシンプルにすることで、鶏肉と白菜の味をがっつり楽しめますよ。
なお、この炒めものは、できたてのアツアツをすぐにいただくのが一番美味しいですが、作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵保存で2〜3日と考えてください。
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