白菜の切り方を解説します。
白菜は、芯(軸)の部分と葉の部分とでは、火の通りやすさも食感もかなり違います。
芯の部分は、火が通って柔らかくなるまでに少し時間がかかりますが、その一方で、芯の部分を大きめに切ることで、白菜特有の肉厚な食感を出すことができます。
白菜を美味しく調理するためには、芯と葉のこうした特徴を踏まえたうえで、切り方を選ぶのがおすすめです。
この記事では、白菜の切り方を3パターンご紹介します。
鍋にも便利な簡単な切り方
白菜を食べやすい大きさに切る際に、一番簡単なのが「ざく切り」です。
この切り方だったら、料理初心者でも1分もかからずに、白菜1/4株を切り分けることができます。
鍋や煮物によく使われる
白菜をざく切りにすると芯の部分が大きめに切れるので、芯まで十分に柔らかく煮るお料理に向いています。
また、すき焼きにもよく使われます。
ざく切りの切り方は、下の動画を参考にしてください。
「超簡単な切り方」と「丁寧な切り方」の2パターンを紹介しています。
ミルフィーユ鍋は切り方が特殊
白菜の上に豚肉をのせ、それを何枚か重ねてから、鍋に入れやすい大きさに切ります。
ミルフィーユ鍋の具体的な作り方は、別記事の「白菜ミルフィーユ鍋」で解説しています。
- 白菜と豚肉を重ねる
- 白菜を切る
火の通り&味しみ良好な切り方
そぎ切りも、先に紹介した「ざく切り」と同じくらい、芯の部分の存在感が出せる切り方です。
芯の部分をわりと大きめに切ることができるので、見た目の面でも食感の面でも、芯らしさを活かすことができます。
そぎ切りとざく切りの違い
ただ、火の通りやすさや味の染みやすさは、こちらの「そぎ切り」の方が上です。
ざく切りは、まな板の上に置いた白菜に対して垂直に包丁を入れますが、そぎ切りは、包丁を寝かせて切るのが特徴。
このようにして切ると、断面積がその分広くなるので、火の通りが良くなり、味しみもアップします。
また、見た目に関しても、ざく切りが大雑把な印象であるのに対して、そぎ切りの方は少し繊細なイメージに仕上がります。
また、味噌汁など、加熱時間が短めの汁物にもよく使われます。
そぎ切りの手順は、下の動画を参考にしてください。
サラダや和え物向けの切り方
千切りは、1〜2ミリくらいの幅の、細い形状に切り分ける方法。
大きめに切った場合と違って、生のままでも食べやすい、ライトな食感に仕上がります。
千切りにした白菜の使いみち
また、レシピによっては、鍋料理や汁物などの具材に使われることもあります。
白菜の千切りは、ほとんど瞬時に火が通るので、こうしたお料理に使う場合は、仕上がりにパラッと加えることが多いです。
他には、白菜をキャベツ代わりにお好み焼きの具材にする場合も、千切りにするのが一般的です。
千切りの切り方の手順は、下の動画を参考にしてください。
以上、白菜の切り方についてお伝えしました。
白菜を簡単に切りたい場合は「ざく切り」。
火の通り&味しみの良さをアップさせたい場合は「そぎ切り」。
白菜を生で食べる場合は「千切り」がおすすめです。
上手に使い分けるといいですよ。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。