白菜とツナを使った、優しい味わいの煮物レシピをご紹介します。
白菜とツナ(シーチキン)のくたくた煮。
ツナのマイルドな旨味が白菜にじんわりと染みていて、生姜の爽やかな風味とともに、とても美味しくいただけます。
調理のポイントは、火が通りにくい白菜の芯の部分をフライパンの底に敷き、一番上にツナをのせて、最後まで1回も混ぜずに煮ることです。
ツナをフライパンの底の方でグラグラと加熱してしまうと、粉々に砕けてパサッとした食感になってしまいます。
でも、白菜の上にツナを乗せて控えめに火を通すと、塊状の見た目をキープできるうえに、しっとりとした口当たりに仕上がります。
冷蔵で4日ほど日持ちするので、作り置きおかずとしてもおすすめですよ。
材料
白菜 | 1/4株(600g) |
ツナ※ | 1缶(70g) |
生姜千切り | 8g |
醤油 | 大さじ1と1/3 |
水 | 100ml |
※オイル入りのツナを使用する。
作り方
【工程1】
まず、白菜(1/4株:600g)の芯の部分をそぎ切りにして、葉をざく切りにします。
そぎ切りというのは、包丁を寝かせて斜めに切る方法です。
断面積が大きく切れるので、厚みのある芯の部分に火が入りやすくなり、味も染みやすくなります。
【工程2】
次に、白菜の芯を大きめのフライパンに広げて、その上に生姜の千切りの半量を散らします。
続いて、白菜の葉をかぶせます。
その上に生姜の千切りの残り半分を散らし、ツナ(1缶:70g)をオイルごと広げて、醤油(大さじ1と1/3)と水(100ml)を回しかけます。
白菜の上にツナをのせる
白菜の芯の部分を一番下にして、白菜の葉の上にツナをのせて加熱すると、芯の部分がくたくたに煮えて、なおかつ、ツナが粉々にならずに塊状のまましっとりと仕上がります。
なお、味は煮ている間に下に向かって染みるので、醤油は白菜の上からかけます。
そして、フタをして中火にかけ、沸騰してから10分ほど煮ます。
煮ている間は、一度も混ぜません。
途中、汁気がなくなりそうになったら、火を少し弱めてください。
【工程3】
10分経ったらフタを取り、煮汁が少し多く残っている場合は、そのまま混ぜずに軽く水分を飛ばします。
汁気が少なくなったら、火を止めます。
そして、全体を軽く混ぜたら完成です。
時間がある場合は、少し置いて味を馴染ませるとより美味しいです。
ツナをオイルごと使っているので、ツナの優しい旨味がおつゆに加わって、味わい深く仕上がります。
派手さはありませんが、それが、この煮物の魅力です。
どこかホッとするような、穏やかな味を楽しめます。
幅広い献立と合わせやすいので、作り置きしておくと重宝しますよ。
日持ち:冷蔵保存で4日
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