白菜のそぎ切り(削ぎ切り)の切り方を解説します。
そぎ切りは、その名の通り、食材を削ぐように切り分ける方法です。
白菜を削ぐように斜めに包丁を入れると、真っ直ぐストンと切った時とくらべて断面積が広くなるので、火が通りやすくなるうえに、味も染みやすくなります。
そのため、そぎ切りにした白菜は、煮込み・汁物・鍋料理など、加熱する料理によく使われます。
また、生食だったら、浅漬けなど、短時間で味を染みさせたいお料理にも便利です。
記事の後半では、そぎ切りの特徴を生かした、白菜の料理も合わせてご紹介します。
白菜のそぎ切り
白菜のそぎ切りの手順は、まず、白菜1枚のオモテ面を下にして、まな板の上に置きます。
そして、白菜の根元付近に片手を添えて、包丁の刃のあごの方を白菜の芯に当て、包丁を根元に向かって傾けます。
包丁を手前に引きながら、白菜を切ります。
包丁を1回引くだけでスッと切ることができれば、ラクですし、切り口もきれいです。
ただ、包丁を前後に何回か動かして切っても問題はありません。
白菜の厚さは好みで変える
なお、切り分ける白菜の幅は、特に決まったものはなく、厚めにしても薄めにしてもいいです。
厚くすると、お料理にした時に白菜の存在感が増しますが、その分、薄く切るよりも火が通りにくく味が染みにくくなります。
2切れ目以降も同じように、白菜に斜めに包丁を当てます。
包丁の傾け方も好みで変える
包丁をどれくらい傾けて切るかはお好みです。
包丁をぐっと寝かせて切ると、白菜の断面積が広くなるので、より火が通りやすく味が染みやすくなります。
逆に、包丁をあまり傾けずに切ると、白菜の断面積が狭くなるので、単に真っ直ぐに切った場合に近くなります。
そして、先ほどと同様に、包丁を引いて切ります。
葉の部分に関しては、もともと薄いので、包丁を斜めに傾けて切っても、火の通りや味染みの良さはほとんど変わりません。
ですから、普通にザクザクと、お好みの大きさに切ればOKです。
これで、白菜のそぎ切りが完成です。
そぎ切りの特徴をいかした料理
そぎ切りにした白菜は、火の通りが良く、また味染みも良いため、鍋や煮物などを作る際にたいへん便利です。
生食用としては、サラダや和え物にはあまり使われませんが、浅漬けなどの短時間で味を染みさせる料理にはよく使われます。
そぎ切りの特徴をいかしたおすすめレシピは、次の4品。
和風のシンプルな煮物2品と、洋風の手軽な煮込み料理、そして、塩昆布を使った簡単な浅漬けです。
どれも簡単に作れるうえにとても美味しいので、リンク先のレシピもぜひ参考にしてください。
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