こんなに簡単!白菜丸ごとの切り方。切れ目を入れて手で裂くとラクチン。

白菜丸ごとの切り方

白菜丸ごと1株の、上手な切り方を解説します。

丸ごとの白菜はかなりサイズが大きいため、切ってから料理に使うのが一般的です。

白菜を切る際には、まずは、ごく普通の1/4カットにするのがおすすめです。
1/4カットにしてスリムにしておけば、千切りやざく切りなど、さらに細かく切る場合も簡単に作業が進みます。

1/4株にカットする2つの方法

丸ごと白菜の切り方の比較

1/4カットにする際の切り方は、2パターンあります。

  • 店頭に並んでいる白菜のように、すべて包丁で切り分ける方法。(写真右)
  • 包丁で根元から十字に切れ目を入れて、途中から手で裂く方法。(写真左)
すべて包丁で切った場合の欠点

スーパーなどに並んでいる1/4カットの白菜は、包丁をザクッと入れて、断面がキレイに見えるように切られています。

この切り方は、作業の早さと見た目の良さでは優れていますが、その反面、欠点もあります。
それは、葉の部分が途中で切断されてしまい、1枚1枚の間からぽろぽろと落ちやすくなるということです。

また、この切り方は、スピーディーに要領良く切ることが前提となっているため、包丁に不慣れな方が時間をかけて切ると、すべて切り終えるまでに葉の部分がバラバラとこぼれやすくなります。

包丁初心者にも便利な切り方

一方で、途中から手で裂く方法だと、こうした欠点がありません。
白菜の葉1枚1枚が、すべて芯と繋がった状態で切れるため、料理初心者でも簡単に切り分けることができます。

また、葉がこぼれないので、1/4株に切り分けた白菜を丸ごと料理に使う場合に、とても重宝します。

たとえば、白菜漬け。
葉がバラバラにならないので漬けやすいですし、仕上がりの見た目もきれいです。

包丁だけを使った丸ごと白菜の切り方

白菜を包丁で半分に切る
半分に切る
半分に切った白菜をさらに包丁で半分に切る
さらに半分に切る

こちらは、スーパーに並んでいる白菜と同じ切り方。
すべて包丁だけで完結する切り方です。

手順は、包丁を使って縦半分に切り、さらにそれぞれを半分に切り分けます。

包丁を使い慣れている方なら、この方法でも簡単に切り分けられますが、包丁が苦手な場合は、大きな白菜1株を切るのは大変だと思います。
この方法は難しいと感じたら、次のもっと簡単な方法を試してみてください。


包丁初心者&白菜漬けに便利な切り方

白菜の根元に十字の切れ目を入れる

手順は、まず、白菜の根元に、十字の切れ目を入れます。


白菜の切れ目に親指を入れて2つにさく

次に、根元の切れ目に両手の親指を入れて、白菜を半分に裂きます。

「裂く」と言っても、そんなに力は要りません。
白菜の芯には既に切れ目が入っているので、その先の葉は、自然に2つに別れます。


半分に裂いた白菜をさらに手で半分ずつにさく

白菜が2つになったら、もう1度根元の切れ目に親指を入れて、ぐっと両端に引き裂きます。


手で裂いた白菜1/4株

これで、白菜1株が1/4株ずつになりました。

こうして切った白菜は、スーパーで売られている1/4株のように、細かい葉がぼろぼろと隙間から落ちてくることはありません。
包丁を入れるのは芯の部分だけなので、その分、ラクに切れると思います。

白菜漬けを作る時にも、ぜひ活用してください。


白菜1株は調理する直前に切る

なお、丸ごと1株の白菜は、切った途端に傷みやすくなるので、調理する直前に一度に使える分だけ切るようにした方が無難です。

白菜は、1株丸ごとだったら常温(冷暗所)でも3週間ほど持ちますが、半分や1/4にカットしたものだと、冷蔵庫に入れてもせいぜい10日ほど。
さらに小さく切った白菜は、もっと日持ちが短いです。

参考にしてください。

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