えのきを洗うデメリット。軽く拭き取って調理!味が落ちにくい洗い方も。

洗うならこの方法!えのきの洗い方

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洗うならこの方法!えのきの洗い方

えのきは、調理の前に洗う必要はありません。
洗わずに使うのが基本です。

理由は2つあります。

1つは、市販のえのきが、基本的には、清潔な状態で売られているためです。
スーパーなどに並んでいるえのきは、洗わずに使えるように、キレイなまま袋詰めされています。

もう1つは、洗うことで、えのきの味と栄養が損なわれやすいためです。
えのきには水分がとても多く含まれているので、水でジャブジャブ洗ってしまうと、料理の仕上がりが水っぽくなり、せっかくの旨味も薄まってしまいます。


おがくずは洗うのではなく払う

えのきは、石づきを切り落とすだけですぐに使えます。
おがくずが可食部分に付いていることもありますが、そうした場合も、洗うのではなく、軽く払ってから使ってください。

えのきのおがくずを払う
えのきの石づきを切り落とす
  1. ① えのきの可食部分におがくずが付いている場合は、布巾などで軽く払い落とします。
  2. ② 石づきを切り落とします。
えのきは、おがくずがびっしりと絡んでいる根元以外は、食べられます。
石づきは、だいたい2cm程度切り落とせばOKです。

えのきの洗い方

それでも汚れが残っている場合も、ごくまれにあると思います。
そういう場合は、その部分だけ、軽く水洗いすると良いです。

えのきの汚れた部分を切り離す
えのきの汚れた部分だけを洗う
  1. ① えのきの汚れた部分を切り離して、汚れた部分だけをピンポイントで流水に当てて洗います。

えのきの水気を拭き取る
洗ったえのきを料理に使う
  1. ② 布巾やキッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ってから料理に使います。
  2. ③ 洗ったえのきは日持ちしないので、なるべく早めに使い切ります。
えのきはもともと水分が多い食材なので、料理が水っぽくならないように、水気を拭き取ってから使います。
なお、鍋や味噌汁などの汁気のある料理に加工する場合は、濡れたまま使うのもアリです。

洗ったえのきの調理法

洗って水気を拭き取ったえのきは、まったく洗っていないえのきと比べると、やはり水気が少し残ります。
でも、「レンジを使って加熱する」と、その水分を簡単に飛ばすことができます。
手順は次の通りです。

えのきを耐熱皿に広げる
えのきを電子レンジで加熱する
  1. ① えのきを食べやすい長さに切り、大きめの耐熱皿に広げます。
  2. ② 耐熱皿をレンジに入れ、ラップをしないで、100gあたり600Wで2分加熱します。
えのきを平たい皿に広げたうえで、ラップをかぶせずにレンジで加熱するのがコツです。

レンチンしたえのきは、ポン酢や醤油などで味付けするだけでも、美味しく食べられますし、和え物やサラダの具材にするのも便利です。


以上、えのきを洗うべきか否かについてお伝えしました。

えのきは洗わずに使うのが基本ですが、汚れが気になる場合は、その部分だけ洗うのもありです。
ただし、傷みがあって黒っぽく変色している場合や、においが強い場合、さらにぬめりが出て糸を引くような場合は、洗っても食べられないと考えてください。

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