えのきは、調理の前に洗う必要はありません。
むしろ、洗わずに使う方がおすすめです。
理由は2つあります。
1つは、市販のえのきが、基本的には、清潔な状態で売られているためです。
スーパーなどに並んでいるえのきは、洗わずに使えるように、キレイなまま袋詰めされています。
もう1つは、洗うことで、えのきの味が落ちやすいためです。
えのきには水分がとても多く含まれているので、水でジャブジャブ洗ってしまうと、料理の仕上がりが水っぽくなり、せっかくの旨味も薄まってしまいます。

おがくずは洗うのではなく払う
とは言え、根元のおがくずが可食部分に付着していることも、たまにはあると思います。
そんな場合は、洗うのではなく、手やキッチンペーパーなどで軽く払うのがおすすめです。
たったそれだけで、簡単に取り除けます。
えのきの洗い方
それでも汚れが残っている場合は、その部分だけ、軽く水洗いするという手もあります。
全体が濡れないように、ピンポイントで水洗いするイメージです。
なお、洗い終わった後は、鍋や味噌汁などの汁ものに使う場合はそのままでも大丈夫ですが、水を一切使わない炒めものなどに使う場合は、水気をしっかり拭き取ってください。
また、水で濡れたえのきの調理法としては、「レンジを使ってチンする」のもおすすめです。
えのきの水分を簡単に飛ばすことができますし、何より調理がものすごく簡単。
2分ほどレンチンするだけで、えのきがいい感じに柔らかく仕上がります。

肉や魚料理の付け合わせとしても便利ですし、和え物やサラダの具材にするのもいいですよ。