みょうがの下ごしらえ。そうめんなどの薬味に便利な下処理の方法。

みょうがの下ごしらえ(下処理)

みょうがの下ごしらえ(下処理)の方法をご紹介します。

お伝えするのは、そうめんやうどんなどの薬味にする時に便利な使い方、下処理のやり方です。
基本的な工程は、「洗う」と「切る」の2つです。

みょうがは、切ってそのまま使う方が風味がいいです。
でも、お好みで、水や酢水にさらして軽くアク抜きをすると、クセが和らぎで色の鮮やかさがキープできるうえに、シャキシャキした食感も際立ちます。

みょうがを洗う

みょうがの下ごしらえ

みょうがの洗い方はとても簡単で、ボールに入れて水をためて洗い、流水に当てて泥などをきれいに落とすだけでOKです。

ものによっては、花穂かすい(みょうがの花びらの部分)の内側にも泥が入り込んでいることもあるので、そんな場合はそれらの汚れも落とします。


みょうがを切る

みょうがを洗ったら、次に、みょうがを好みの形に切ります。
たとえば、みょうがを薬味にするのなら、千切りや小口切りが人気があります。

千切り

みょうがの根元を少し切り落として縦半分に切る
みょうがを縦方向に千切りにする

まず、みょうがの根元の汚れた部分を少し切り落とし、縦半分に切ります。

そして、みょうがの切断面を下にして置き、縦方向に1〜2ミリ幅に切ったらお終いです。



小口切り

みょうがの先端から薄い輪切りにする
みょうがを小口切りにして根元部分を少し残す

小口切りだったら、みょうがの腹をおさえて、先の尖った方から1〜2ミリ幅の輪切りにしていきます。

最後に、みょうがの根元の汚れた部分を少し残して切り終えたら、完成です。

なお、ここでは、とても簡単に千切りと小口切りを解説しています。
詳しくは、別記事「みょうがの切り方」をご覧ください。
リンク先では、見た目にこだわった千切りの切り方なども紹介しています。


切ってすぐ使うと風味が良い

切ったみょうがを薬味にする

みょうがは、このようにしてキレイに洗って切るだけで、薬味に使うことができます。

なお、みょうがの風味を最大限に活かすには、切ったらすぐに食べることも大切です。

みょうがの味噌汁
例えば、「みょうがの味噌汁」を作る場合は、切り立てを料理に加えたうえで、なるべく時間を置かずに食べると、みょうがらしい風味も食感もよく残って美味しいですよ。

水や酢水にさらす

みょうがは、あく抜きしないでそのまま使う方が風味が豊かです。

でも一方で、水や酢水にさらしてあく抜きをすると、味のクセを和らげたり、色良く仕上げることもできます。

みょうがを水にさらす

水に浸すとシャキっとする

みょうがの風味は、切ってから時間が経つとだんだん失われていきますが、みょうがをよりシャキっとさせたい場合は、切ってからしばらく水にさらすのもアリです。

もちろん風味や栄養は落ちますが、水に浸すことで、みょうがの食感がより際立ちます。
さらには、風味が失われるものの、アク抜きの効果でみょうがのクセが和らぐので、みょうがが苦手な方でも食べやすくなります。

水に浸す時間は、10分くらいで十分です。

酢水に浸すと色がきれい

また、切ったみょうがを酢水にしばらく浸すという手もあります。

この方法のメリットは、色がきれい出るということ。
酢水に浸けると、みょうが特有の紅色が鮮やかになります。

酢の量は、水(500ml)に対して大さじ1程度が目安。
浸す時間は、こちらも10分くらいがおすすめですよ。

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