みょうが(茗荷)の上手な保存方法をご紹介します。
みょうがは、一応、冷凍保存することができます。
ただし、解凍すると、食感がかなり柔らかくなるうえに風味も弱くなるので、薬味として使うのはあまりおすすめできません。
みょうがの美味しさをキープしつつ大量に長期保存したいのなら、甘酢漬けや塩漬けなどの保存食にする方がずっと良いです。
なお、みょうがは常温保存すると傷みやすいので、数日中に使う場合は、冷蔵庫での保存が基本です。
みょうがの風味を存分に楽しみたいのなら、冷蔵保存をベースにして、新鮮なうちに使い切るのが一番です。
冷蔵保存
冷蔵保存の手順
- 濡らしたキッチンペーパーで丸ごとのみょうがを包み、タッパーや袋に入れて密閉して、冷蔵庫(野菜室)に入れる。
- キッチンペーパーを2〜3日に1回くらい替える。
1週間ほど日持ちする。
- ラップでぴったりと包み、冷蔵庫(野菜室)に入れる。
3〜4日ほど日持ちする。
千切りなど細かく切ったみょうがは、風味が失われやすいので、1〜2日で食べ切る方が良い。
丸ごとのみょうがを冷蔵保存する際のポイントは、適度に保湿しておくことです。
乾燥を防ぐことで長持ちしやすくなります。
冷凍保存
冷凍保存の手順
- みょうがを使いやすいように千切りや小口切りにする。
- 保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜いて冷凍庫に入れる。
1ヶ月ほど日持ちする。 - 冷凍みょうがは、解凍しないでそのまま使える。
食感や風味が落ちるので、汁物や煮物などに使うと良い。
みょうがは冷凍保存することもできますが、食感と風味はかなり落ちます。
ですから、冷凍みょうがは、シャキシャキとした食感や特有の風味を活かしたお料理には、使えないと考えてください。
NGな使い方
比較的マシな使い方
ただ、冷凍みょうがを少し汁物に加えたり、くたっとするまで煮たりするお料理だったら、使えないこともありません。
丸ごとよりも切ってから冷凍
冷凍みょうがの欠点を踏まえたうえで、あえて、冷凍保存するのなら、丸ごとではなく、使いやすいように刻んでから、保存袋に入れると良いです。
みょうがをまるごと冷凍すると、フニャッとした柔らかい食感が際立ちますが、切ってから冷凍すると少しマシになります。
保存食
最後に、みょうがの保存食のレシピをご紹介します。
みょうがが大量にあって長期保存したいという場合は、みょうがを冷凍するよりも、保存食を作るのがおすすめです。
みょうがの保存食といえば、甘酢漬け・塩漬け・醤油漬けなどが人気があります。
人気の長期保存食!みょうがの甘酢漬け
こちらの甘酢漬けは、みょうがをさっと茹でて、砂糖や酢などで作った甘酢に浸すだけで作れます。
冷蔵保存で1ヶ月ほど日持ちするので、作り置きしておくと、箸休めに良いですよ。
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