水菜の洗い方と下ごしらえ(下処理)。汚れと虫を落として簡単調理!

水菜の洗い方と下ごしらえ(下処理)

水菜の上手な洗い方と下ごしらえ(下処理)の方法を解説します。

水菜は、細い茎が密集する形で地面に生えているので、茎の内側や根元部分に泥がたまりやすいです。
また、無農薬で育てた水菜の場合は、思わぬところに虫が付いていることもあります。

水菜の洗い方

こうした汚れや虫は、洗い方のコツさえ分かれば、簡単に洗い流すことが可能です。
根元部分は、すこし切れ目を入れて開きやすくして、流水に当てながら指でこすり洗い。
葉の部分は、ため水に浸しながら勢いよくゆすり洗いします。

水菜の下ごしらえ

この記事では、水菜の洗い方のほかに、茹で方やレンジを使った蒸し方など、下ごしらえの方法も合わせてお伝えします。

水菜の下処理(洗い方)

水菜の洗い方

レシピ動画

最初は、水菜の洗い方についてです。
上の動画では、洗い方の要点を解説していますので、ぜひ参考にしてください。


水菜の根元に切れ目を入れる

まず、水菜の根元を少し切り落とし、十字の切れ目を入れます。

根元に切れ目で洗いやすく

水菜は、ほかの青菜と同様に、根元部分に汚れが集中している場合が多いです。
ですから、根元に切れ目を入れることで、茎同士を開きやすくします。

また、切れ目を入れると、茹でる場合に、根元の太い部分に火が通りやすいというメリットもあります。

汚れがひどい場合はバラバラにするのもあり

もし、根元に泥がたくさん付いているという場合には、思い切って、根元をバッサリと切り落とすのもアリです。
そうすれば、根元部分は格段に洗いやすくなります。

ただ、根元を切り落としてしまうと、洗っている最中に茎がバラバラになってしまうので、調理しにくい・綺麗に切りにくいなどの欠点もあります。


水菜の根元の洗い方

次に、水菜の茎をため水に浸し、指で根元を開いて、流水に当てながらこすり洗いします。

根元に入り込んだ汚れは、指で丁寧にこすり洗いしないと落ちません。
水菜は細い茎がびっしり生えていて洗うのが面倒ですけど、この工程は丁寧に行うのがおすすめです。


水菜の茎の洗い方

根元の汚れが取れたら、今度は、茎全体を、ため水&流水でゆすり洗いします。

水菜の真ん中あたりは、比較的汚れが少なく洗いやすい部分です。


水菜の葉の洗い方

最後に、水菜の葉の部分を、ため水&流水でゆすり洗いします。

こちらも、何度か水を替えながら、きれいになるまで洗ってください。

勢いよくゆすり洗いで虫を落とす

葉の部分は、ものによっては虫が付いている場合もありますから、少し勢いをつけて振り落とすようにゆすり洗いするといいです。

水にしばらく浸すのもアリ

ゆすり洗いすることで葉の部分はかなり綺麗になりますが、汚れがひどかったり、葉に虫食いがあるような場合は、水菜全体をしばらく水に浸しておくとより安心です。

水に浸けることで、汚れをさらに落とすことができますし、しぶとく残った虫も浮いてきやすくなります。

水菜の下ごしらえ(茹でる)

水菜のゆで方とゆで時間

続いて、水菜の茹で方について解説します。

水菜は、クセがないので生でも食べやすいですけど、さっと湯がいてクタッとさせてから食べるのも美味しいものです。

水菜の茹で時間は10秒

水菜の茹で時間は、わずか10秒。
沸騰した湯に塩(少々)を加えたら、最初に茎の方だけを湯に沈めて5秒ほど茹でます。
そのあとに、全体を湯に浸してあと5秒ボイル。

茹で上がりは、ザルに直接上げて水気を切ってもいいですし、水にサッとさらしてもいいです。
水に浸けずにザルに上げると味が濃く感じられ、水に浸すとシャキっとして色がきれいに出やすくなります。

詳しくは、この動画か、別記事「水菜の茹で方」をご覧ください。

水菜の下ごしらえ(レンジで蒸す)

水菜のレンジを使った蒸し方

水菜に軽く火を入れるのなら、レンジで蒸すという手もあります。

レンジで水菜をチンすると、湯を使わない分、茹でるよりも味が濃く感じられますし、栄養も逃さず摂れます。
旬を外れた水菜は、ごくまれに苦味やエグミがあることがありますが、こうした水菜でもない限り、茹でるよりもレンジでの加熱の方がメリットが多いと思います。

水菜のレンチン時間は1束2分

水菜の加熱時間は、100gあたり1分。
1束(200g)だったら、倍の2分が目安です。

詳しくは、この動画か、別記事「水菜のレンジを使った蒸し方」をご覧ください。


以上、水菜の洗い方・茹で方・レンジでの蒸し方について解説しました。

これらの下処理が終わった水菜は、簡単に味付けをするだけで、すぐに食べられます。

水菜のおひたし
たとえば、レンチンした水菜をめんつゆと醤油で味付けすれば、「水菜のおひたし」のできあがり。
詳しいレシピはリンク先でご紹介しているので、そちらもあわせて参考にしてください。
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