チンゲン菜の美味しい茹で方をご紹介します。
チンゲン菜を美味しく茹でるコツは、2つあります。
1つは、短時間で火を通すこと。
もう1つは、塩だけでなくサラダ油も加えて茹でることです。
チンゲン菜の茹で時間は、トータルで40秒ほど。
油を加えて茹でると美味しい
また、サラダ油を加えて茹でると、油通ししたように色が鮮やかになり、食感も良くなります。
さらには、お味の方も、上品な甘みが感じられる仕上がりに。
サラダ油がチンゲン菜をコーティングしてくれるので、水分や旨味の流出を抑えられるためです。
チンゲン菜に塩と油を加えて茹でる方法は、とても簡単なうえに効果が高いので、かなりおすすめです。
チンゲン菜のおひたしやナムルを作る際の下茹でとしても使えるので、ぜひお試しください。
青梗菜の茹で方
最初に、チンゲン菜の根元を少し切り落とし、十字の切れ目を入れます。
根元に切れ目を入れる
チンゲン菜の根元はかなり厚みがありますが、切れ目を入れることで、火の通りが良くなります。
次に、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩とサラダ油を加えます。
湯の量
湯の量は、チンゲン菜の根元がしっかり浸るくらい。
ごく一般的な大きさ(2株で200gくらい)のチンゲン菜を茹でる場合は、1.5リットルくらいの湯が必要です。
塩とサラダ油の量
塩とサラダ油の量は、1リットルに対して、塩は小さじ1、サラダ油は大さじ1が目安。
1.5リットルの湯を使う場合は、塩は小さじ1と1/2、サラダ油は大さじ1と1/2になります。
湯 | 塩 | サラダ油 |
---|---|---|
1リットル | 小さじ1 | 大さじ1 |
1.5リットル | 小さじ1と1/2 | 大さじ1と1/2 |
2リットル | 小さじ2 | 大さじ2 |
続いて、チンゲン菜の葉の部分を手で持ち、茎の部分だけをお湯に沈めて、20秒ほど茹でます。
茎と葉を時間差で茹でる
チンゲン菜は、葉よりも茎の方がずっと火が通りにくいので、茎から先に茹でます。
20秒ほど経ったら、今度は、全体を湯に沈め、さらに20秒ほど茹でます。
チンゲン菜を押さえて沈める
チンゲン菜は湯に浮くので、全体を茹でる時は、茎の部分を菜箸やトングなどで押さえて完全に湯に浸した状態で茹でてください。
茹で上がったチンゲン菜は、ザルに広げて(おか上げして)、水気を切ります。
これでお終いです。
サラダ油を使っていますが、仕上がりは油っぽいわけではなく、口当たりがまろやかに感じられてとても食べやすいです。
また、この方法で茹でると、えぐみが出にくく、チンゲン菜の上品な甘みが楽しめます。
塩を少しつけて食べるだけでも十分おいしいですよ。
茹でたチンゲン菜のレシピ
茹でたチンゲン菜は、茎と葉を切り離さずにそのまま水気を軽く絞るだけで、お料理の付け合わせに使えます。
また、茹でたチンゲン菜を食べやすく切って、めんつゆと醤油を混ぜるだけで、美味しいおひたしも作れます。
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