りんごの栄養と健康効果。毎日のりんごで医者いらず!栄養成分を解説。

りんごの栄養と効果・効能

りんごに含まれる栄養と、その健康効果についてお伝えします。

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほど、りんごは栄養価が高い食べ物です。

りんごの85%は水分でできていますが、残りの15%に栄養がぎっしりと詰まっています。

特に豊富な栄養成分は、カリウム・カルシウム・鉄・食物繊維・有機酸・ビタミンCなど。
これらの栄養素は、私たちが健康を保つうえでとても大切です。

りんごに含まれる栄養と健康効果

りんごの栄養と健康効果

カリウム

まず、カリウムについて。
カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きや、高血圧抑制効果があると言われています。

カルシウム・鉄分

続いて、カルシウムと鉄分。
カルシウムには骨や歯を強くする効能があり、鉄分が不足すると貧血になりやすくなります。

食物繊維

さらに、りんごは、水溶性食物繊維の「ペクチン」を豊富に含んでいます。

ペクチンは、りんごに含まれるオリゴ糖とともに腸内の善玉菌のエサになるため、腸内環境の改善に役立つと言われています。
加えて、ペクチンには、整腸作用(便秘と下痢の解消)のほか、血糖値や血中コレステロールを抑制して糖尿病を予防する効果も期待できます。

有機酸

また、リンゴ酸・クエン酸・酒石酸といった有機酸は、疲労回復効果が高いとされています。

ビタミンC

そして、ビタミンC。
ビタミンCは、ポリフェノールとともに活性酸素の働きを抑えて、アンチエイジング・がん予防などの効果が期待できます。


皮付きを食べると栄養アップ

りんごに含まれる栄養についてお伝えしましたが、そうした栄養を漏らさず摂りたいのなら、りんごは、皮付きのまま食べるのがおすすめです。

りんごを丸ごと食べる
というのは、一部の栄養素は、果肉よりも皮の方に多く含まれているからです。

皮に多い栄養素は、ポリフェノールと食物繊維。

ポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、生活習慣病予防・疲労回復・美肌・抗アレルギー・抗がん・脂肪吸収抑制などの効能があると言われています。

りんごを皮ごと食べる効果については、別記事で詳しく解説しましたので、そちらもぜひ参考にしてください。

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