塩水か砂糖水がおすすめ!りんごの変色を防ぐ方法。時間や濃度を解説。

投稿日:2020年11月4日 更新日:

りんごの変色(酸化)を塩水と砂糖水で防止する方法

りんごの変色を防止する方法を詳しく解説します。

りんごは、切ってしばらく置いておくと、空気に触れて酸化が進み、茶色く変色していきます。

それを防ぐには早めに食べるのが一番ですが、お弁当に詰める場合などは、そうも言ってられません。
そうした時におすすめなのが、塩水や砂糖水にりんごを浸けて色止めする方法です。

そこで、この記事では、次の4点について詳しくお伝えします。

  • 塩水・砂糖水の濃度とひたす時間
  • レモン水など、他の色止め法との比較
  • りんごが変色する理由
  • なぜ変色を防げるのか

りんごの変色を防ぐ方法

りんごを塩水に浸す時間は何分か

りんごの変色を防止するには、塩水か砂糖水に浸すのが一番おすすめです。
浸す時間は、10分が目安です。

10分ほど浸して、濡れたまま自然に乾燥させると、効果があります。
ただ、分量は、塩と砂糖とでは若干異なり、砂糖の場合は少し多めに加えます。

塩水と砂糖水の作り方

塩水の場合は、水200mlに対して、塩小さじ1/5を溶かします。
また、砂糖水の場合は、水200mlに対して、砂糖大さじ1を溶かします。

色止め効果の持続時間

塩水や砂糖水を使った色止めは、少なくとも、5〜6時間は効果が持続します。

その間に、まったく変色しないというわけではありませんし、りんごの品種や個体差などの違いもあるとは思いますが、色止めして損はありません。

朝に仕込んでお弁当の時間くらいまでであれば、十分効果がありますので、是非お試しください。

飾り切りする場合にもおすすめ

りんごの飾り切りの酸化防止(塩水にひたす) また、色止めは、飾り切りする際にもおすすめです。

りんごの飾り切りは、切り終わるまでに少し時間がかかりますが、その間、塩水(もしくは砂糖水)につけっぱなしにしておくと、焦らずに安心して切ることができます。
りんごの飾り切りのやり方については、下のリンク先を参考にしてください。


他の色止め法との比較

ところで、りんごの色止めには、レモン汁が使われることもあります。

ただ、当サイトで実際に検証してみた結果、レモン汁にはほとんど効果がなかったので、塩水か砂糖水を使うことをおすすめします。

塩水と砂糖水とレモン水の酸化防止の効果を比較
上の写真は、りんごの変色防止の効果を比較したものです。

左から、切ったまま放置したもの、塩水に浸したもの、砂糖水に浸したもの、レモン水に浸したもので、10時間ほど経過しています。

結果は、切ったまま放置したりんごと、レモン水に浸したりんごが、同じぐらい茶色く変色してしまいました。
一方で、塩水と砂糖水は、同じくらいの色止め効果が得られました。

りんごが変色する理由

変色していないりんご

最後に、りんごが変色してしまう理由を解説します。
カットしたりんごが時間経過とともに茶色く変色してしまう原因は、化学反応です。

りんごに含まれるポリフェノールと酸化酵素が、それぞれ空気に触れることでお互いに反応し、色の変化をもたらします。

なぜ変色を防げるのか

それでは、なぜ、塩水や砂糖水に浸けると変色を抑えられるのか。

塩水が効果的な理由は、食塩の成分が酸化酵素の働きを抑えてくれるためです。
それによって、空気に触れても変色しにくくなります。

砂糖水の場合は理由が違います。
砂糖水はある程度の粘度があるので、りんごの表面がコーティングされて、空気に触れにくくなるためです。


変色したりんごを復活させる方法

ちなみに、茶色く変色してしまったりんごは、塩水や砂糖水につけても元には戻りません。

オレンジジュースでりんごの色が戻る ただ、オレンジジュースに浸すと、比較的きれいな色に戻ります。

オレンジジュースが冷蔵庫にある場合は「変色したりんごを元通りにする方法」もぜひ参考にしてください。

色が戻ったあとも、しばらく効果が持続します。


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