銀杏(ぎんなん)の保存方法と賞味期限について解説します。
銀杏の旬は、9〜12月です。
この時期の銀杏はとても美味しくいただけますが、一方で、収穫時期を外れたものは、味がガタッと落ちてしまします。
上手に保存したとしても、みずみずしさが失われて風味も弱まるので、銀杏は、あくまで旬限定の食べ物と考えてください。
ぎんなんの保存方法
銀杏を保存するにあたっては、次の2つの点に気を配るのがおすすめです。
- 殻付きのまま保存する。
- 高温・湿気・乾燥を避ける。
殻付きの生の銀杏は、発芽に備えて生きています。
殻は、食べる時に割ります。
また、銀杏は、高温・湿気・乾燥にとても弱い食品です。
高温を避けるために冷蔵庫の野菜室で保存すると安心ですが、室温が低い場合は、常温保存も可能です。
常温保存もできる
銀杏の常温保存期間:1ヶ月
銀杏を常温保存する場合は、通気性の良い紙袋などに入れるなどして、冷暗所に置きます。
冷暗所というのは、日の当たらない涼しい場所のことで、キッチンのシンクの下や床下など、14度以下をキープできるところを指します。
14度以下の場所で保存すれば、銀杏は1ヶ月くらい日持ちします。
ただし、銀杏の旬である12月を過ぎている場合は、もっと早めに食べ切ってください。
冷蔵保存は安心
銀杏の冷蔵保存期間:2ヶ月
家の中に冷暗所がない場合は、冷蔵庫の野菜室に入れてもいいです。
冷蔵庫に入れる方が温度管理がしやすいので、日持ちしやすいです。
冷蔵庫内は乾燥しやすいため、新聞紙やキッチンペーパーなどで包んだうえで(もしくは紙袋に入れたうえで)、ビニール袋に入れて口を閉じます。
そして、1週間おきくらいに、新聞紙やキッチンペーパーを取り替えてください。
そうすると、2ヶ月くらい日持ちします。
ただし、冷蔵保存についても、12月を過ぎている場合は、もっと早めに食べ切るのがおすすめです。
長期保存は冷凍
銀杏の冷凍保存期間:2ヶ月
ところで、銀杏を長期保存したい場合は、冷凍することもできます。
先ほど、銀杏は殻付きのまま保存するのが基本とお伝えしましたが、冷凍する場合に限っては、茹でるなどして加熱したうえで、殻と薄皮をむきます。
銀杏のゆで方と殻のむき方薄皮の取り方は、上の動画を参考にしてください。
殻と薄皮をむいた銀杏は、小分けにして保存袋に入れて、冷凍庫に入れます。
銀杏をこのように冷凍保存すると、時期に限らず、2ヶ月ほど日持ちします。
解凍は不要。
凍ったまま調理に使えます。
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