フライパンを使ったぎんなんの焼き方(炒り方)を動画でご紹介します。
ポイントは、金づちなどであらかじめ殻にヒビを入れてから炒ることです。
そうすると、ぎんなんの破裂を防ぐことができますし、効率良く中まで火を通すことができます。
銀杏の炒り方(焼き方)
【工程1】
まず、好みの量のぎんなんを用意して、殻にヒビを入れます。
ヒビを入れる方法としては、金づちで叩くのがラクなのでおすすめです。
手順は、ぎんなんの殻のつなぎ目を上にして、滑らないように布巾などの上に置き、片手で固定します。
そして、つなぎ目の一番膨らみのある部分を金づちで軽く叩きます。
たったこれだけで、簡単にヒビが入ります。
あまり叩きすぎると、殻が完全に割れて中身が見えてしまいます。
そうすると、殻から出た部分の仕上がりが硬くなってしまうので、あくまでもヒビを入れる程度に留めてください。
【工程2】
次に、フライパンを中火で温め、先ほどのぎんなんを入れます。
そして、ぎんなんが焦げすぎないように火力を微調整しつつ、たまに混ぜながら、10分ほど炒ります。
10分後には、殻に少し焦げ目が付きます。
【工程3】
炒り上がったら、なるべく熱いうちに殻をむきます。
炒りたての熱々のぎんなんは、表面のかたい殻も内部の薄皮も、比較的簡単に剥けます。

ただ、表面の殻とくらべると、やはり、薄皮は少し剥きにくいかもしれません。
そんな場合は、薄皮が付いたぎんなんを30秒〜10分ほど水に浸すと、格段に剥きやすくなります。
30秒でも効果はありますが、時間がある場合は10分ほど水に浸けると、より皮がふやけて取りやすくなりますよ。