わけぎ(分葱)の美味しい茹で方を解説します。
わけぎの下処理・下ごしらえの方法です。
わけぎは、切ってから茹でるのではなく、切らずに茹でるのがおすすめです。
丸ごと茹でる方が、旨味や栄養が流れ出にくいためです。
また、わけぎは、葉よりも根元の方が火が入りにくいので、根元から先に湯にひたして茹で始めます。
ただ、わけぎの葉は、小松菜など他の葉物野菜の葉とくらべるとやや硬めなので、葉の部分もいくぶん長めに茹でると、食べやすさがアップします。
材料
わけぎ | 100g※ |
塩 | 湯1リットルにつき小さじ1 |
- わけぎの量を増やす場合は、100gくらいずつ茹でるのがおすすめ。
わけぎの茹で方
まず、わけぎをきれいに洗い、根元を少し切り落します。
そして、お好みで、すべての葉の先の方にキッチンバサミを使って、写真のように少し切れ目を入れます。
ここで葉先に切れ目を入れる理由は、わけぎを湯に浸す時の葉の破裂を防ぐためです。
わけぎを熱湯に浸すと、葉の中の空気が膨張して、葉が膨らみ、パンと軽く弾けます。
破裂したからと言って、食べられなくなったり見た目が悪くなったりするわけではありませんが、軽いながらも破裂音に驚きたくないという方は、切れ目を入れておくのがおすすめです。
次に、フライパンにたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
塩の量は、湯1リットルに対して小さじ1くらいがちょうどいいです。
フライパンがない場合は鍋を使っても茹でられますが、わけぎは長さがあるので、大きめのフライパンの方が茹でやすいです。
そして、わけぎの葉を手で持ち、根元だけを湯に浸して、根元がなるべく浮かないようにトング(もしくは菜箸)などで抑えながら、30秒ほど茹でます。
30秒経ったら、全体を湯に浸し、さらに1分30秒ほど茹でます。
茹で上がったら、たっぷりの冷水に取ります。
冷水にさらしてすぐに粗熱を取ると、わけぎの緑色がとてもきれいに出ます。
あとは、食べやすい長さに切り、水気を手できゅっと絞ったらすぐに料理に使えます。
いかやたこを合わせても美味しいですよ。
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