しいたけの「薄切り」・「千切り」・「みじん切り」の切り方と、その使い方を解説します。
薄いながらも見た目には十分な存在感があり、また、火も通りやすいので、とても便利。
薄切りにしたしいたけは、スープや味噌汁、和え物や炒め物、そしてカレーの具材など、幅広い料理に使われます。
一方の千切りとみじん切りは、薄切りにしたしいたけをさらに切り進めることで完成します。
千切りにするには、しいたけを薄切りにして、端から1〜2ミリ幅の細切りに切り分けます。
みじん切りにするには、千切りにしたうえで、1〜2ミリ幅に細かく刻みます。
- 千切り
- みじん切り
千切りやみじん切りは、薄切りよりも火の通りが良く、主に、ひき肉と混ぜてタネを作る料理によく使われます。
たとえば、ハンバーグやミートボール、シュウマイや餃子などです。
また、みじん切りは、千切りよりもさらに細かいので、ソテーした肉や魚などと合わせて、きのこソースとしても使われることもあります。
しいたけの薄切り
しいたけを薄切りにするには、まず、しいたけの軸を付け根部分から切り落とします。
次に、しいたけの傘を、ひだの部分を下にして、まな板の上に置きます。
あとは、端から1〜2ミリの厚さに切り分ければ、しいたけの薄切りの完成です。
しいたけの薄切りは、最も人気のある切り方の1つです。
切る手間もほとんどかからないので、しいたけ料理を短時間で簡単に作りたい時にとても便利です。
しいたけの千切り
続いては、しいたけを千切りにする方法です。
しいたけの千切りは、しいたけの薄切りを元に作ります。
まず、しいたけの薄切りを、写真のように、少しずつ重なるようにしてまな板の上に並べます。
あとは、端から1〜2ミリ幅に細く切れば、しいたけの千切りの完成です。
ちなみに、千切りは厚さが1〜2ミリですが、それよりも少し厚めの2〜3ミリ幅に切ると、「細切り」になります。
しいたけの千切りは、この後に紹介するみじん切りと、使い方が少しかぶっています。
千切りの見た目を料理にそのまま活かすことは少なく、ひき肉や小麦粉生地などに練りこんで使う方法がポピュラーです。
しいたけのみじん切り
最後に、しいたけのみじん切りのやり方をご紹介します。
しいたけのみじん切りは、千切りを元に作ります。
まず、切り終えたしいたけの千切りを手で掴みます。
まな板の上で方向を90度回転させて、千切りの先端を包丁で刻みやすい向きに変えます。
そして、しいたけが動かないように、利き手とは反対の手でしっかり抑えます。
端から包丁で1〜2ミリ幅に切ったら、椎茸のみじん切りの完成です。
みじん切りにしたしいたけは、先にお伝えした通り、ハンバーグやシュウマイなどのタネに混ぜ込んだり、ソースの具材として使われることが多いです。
細かく刻むことでしいたけの存在感が薄まるので、しいたけが苦手な子供でも食べやすくなりますよ。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。