白菜のざく切りの切り方を解説します。
ざく切りとは、食材を3〜5センチ角くらいの大きさのぶつ切りにする方法です。
白菜を食べやすいサイズに切り分ける方法の中では一番簡単で、大雑把に切ることができるため、初心者でもやりやすいです。
さて、この記事では、ざく切りのやり方を2パターン紹介します。
1つめは、超簡単なざく切り。
1/4カットの白菜を丸ごと切り分けます。
この方法で切ると、仕上がりの大きさにややバラツキが出ますが、あっという間に大量の白菜が切れるので、とても便利です。
2つめは、少し丁寧なざく切り。
白菜1枚1枚を芯と葉に分けてから切る方法です。
この方法なら、芯と葉を狙った大きさに切り分けられるので、意図したとおりの食感に仕上がります。
白菜1/4株のざく切り簡単
最初に、超簡単なざく切りのやり方をご紹介します。
まず、1/4株の白菜を用意して、その中心部分に、背中の方から縦に切れ目を入れます。
1/4株の白菜は、2つの切断面が交わる部分が鋭角になっているため、その部分まですべて切ると、小さく切れすぎてしまいます。
そのため、切れ目を入れるのは、2/3くらいまでにします。
とは言え、勢い余って完全に切ってしまったとしても、白菜が使えなくなることはありませんので、気楽に試してください。
下まで包丁を入れてしまったとしても、白菜の大きさに、よりバラツキが出るだけです。
切れ目を入れたら、根元の芯のところで、包丁を抜きます。
根元の芯の部分は、切らずにそのまま残しておきます。
そうすることで、白菜全体がバラバラにならず、このあとの工程でも切り分けやすくなります。
続いて、葉の方から、3〜5センチ幅にザクザク切っていきます。
最後に、白菜の芯の部分を切り落としたら完成です。
白菜の芯は、切りやすさを維持するために、一番最後に切り落とします。
この方法を使うと、1/4株の白菜を短時間でざく切りにできるので、覚えておくととても便利です。
次にご紹介する切り方とくらべると、切ったあとの大きさに多少バラツキがありますけど、必ずしもそれがデメリットになるわけではありません。
気楽に大雑把に切る方が美味しいお料理はいくらでもあります。
たとえば、鍋や煮物や漬物など、幅広いお料理に使えますよ。
白菜1枚のざく切り丁寧
こちらは、白菜のざく切りを狙った大きさに切り分ける、より丁寧な方法です。
手順は、まず、白菜を株から外して1枚にして、葉と芯を分けます。
次に、芯の部分の先端を3〜5センチくらいの大きさに切り落とします。
そして、残った芯の部分を縦半分に切ります。
縦半分に切ったら、芯を90度回転させて向きを変え、端から3〜5センチ幅に切っていきます。
これで芯のざく切りができました。
続いて、葉の部分を中心から半分に切り分けます。
半分に切ったら、包丁を入れた部分からパタンと倒して、2枚を1枚に重ねます。
そして、葉が大きい場合は、さらに縦半分に切ります。
切り分けた葉をすべて重ねます。
向きを90度回転させて、端から3〜5センチ幅に切り分けます。
これで、葉のざく切りができました。
白菜の葉は、芯の部分と比べるとずっと火の通りがよく、また、加熱するとしんなりして小さくなるので、芯よりも少し大きめに切っても良いと思います。
時短のざく切りと、丁寧なざく切り。
いずれの方法で切ったとしても、煮物・鍋・味噌汁・漬物など、幅広いお料理に使えます。
お好みで使い分けるといいですよ。
- 白菜の煮物
- 白菜の鍋
- 白菜の味噌汁
- 白菜の漬物
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