白菜は、まったく洗わないで使うのは不衛生ですが、一方で、部位によって汚れの付き方に差があります。
中側と外側とでは泥などの付き具合が大きく異なるので、汚れがちな外側をしっかりめに洗うのがおすすめです。
白菜の株の中心部分は、ほとんどの場合、まったく洗わずに使えるほどきれいです。
このことは、市販の白菜でも、家庭菜園で栽培した白菜でも同じです。
白菜の中心部分は、外葉に覆われて守られるようにして育つので、収穫したばかりでも、土で汚れていたりすることはあまりありません。
ですから、中心部分は、汚れが目立つ場合を除けば、面倒なゴシゴシ洗いは不要。
さっと水にくぐらせる程度でOKです。
十分にきれいな場合は、洗わないで使うことも、私はあります。
ただ、白菜の表面は、汚れていることが多いです。
外葉の根元には畑の土が残っていることが多いですし、表面の葉や断面には、流通過程でホコリなどがついたりしています。
また、こうした部分には、虫が付いていることもあります。
そのため、根元や表面近くの葉をしっかりと確認して、きれいに洗うといいですよ。
白菜の洗い方
白菜を洗う際には、葉をバラバラにしてから洗うのが一番効率がいいです。
ですから、基本的には、葉を株から外してから、汚れている部分を中心に洗うことをおすすめします。
ただ、一方で、白菜1/4株をそのまま洗った方が良い場合もあります。
- 白菜を大量にざく切りにする場合
- 白菜1/4株を切らずに使う場合
白菜をザク切りにして鍋や煮物などに大量に使う場合は、1/4株をそのまま切り分けた方が断然ラクチンです。
また、白菜漬けや白菜ミルフィーユ鍋を作る際には、白菜1/4株をそのまま使うこともあります。
そこで、この記事では、「白菜の基本の洗い方」と「白菜1/4株の洗い方」の2パターンを解説します。
白菜の基本の洗い方
白菜の基本の洗い方は、まず、根元を切り落として、白菜を1枚ずつにばらします。
そして、外側の葉の根元部分を重点的に洗います。
芯の根元部分には、土が付いていることもありますから、流水に当てながら指でこすり洗いします。
葉の方は、ため水に浸しながら洗います。
水の中でゆすり洗いをすると、葉に付いていた虫も取れやすいです。
白菜を1枚ずつ洗う場合は、裏表両面を目視して、虫や汚れを確認しながら洗うといいです。
なお、白菜の内側の「中心に近い部分」は、すでに書いた通り汚れていない場合がほとんどなので、さっと軽く水にくぐらせる程度で十分です。
白菜1/4株の洗い方
白菜を1/4株のまま洗う場合も、外葉の根元の部分を重点的に洗います。
葉と葉の間をグッと開いて、流水に当て、根元の奥の方まで指を突っ込んで、こすり洗いをします。
葉の部分は、きれいだったら流水で軽く流す程度でいいですけど、汚れている場合は、ため水に浸してゆすり洗いするとすっきりします。
以上が白菜の洗い方になりますが、洗った白菜は、しっかり水気を切ってから料理に使うのがおすすめです。
白菜はとても水分が多い野菜なので、洗った水が付着していると、お料理の仕上がりが水っぽくなりがちです。
汁ものや鍋料理なら洗ってそのまま使うのもありですが、炒めものやサラダなどに使う場合は、しばらく置いて水気を切るか、キッチンペーパーで水気を拭き取るなどして使うと、美味しく仕上がりますよ。
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