フライパンを使った、さんま開きの上手な焼き方を解説します。
さんまの干物は、丸ごとのさんまほど厚みがないので、フライパンでも短時間で手軽に焼き上げることができます。
焼き時間は、表と裏の両面合わせて7分前後。
盛り付けた時に上になる「身の方」から先に焼き始めると、こんがりとしたきれいな焼き目が付きます。
フライパンを使ったさんまの焼き方
冷凍さんまを使う場合は解凍する
まず、さんまの開き(干物)が冷凍してある場合は、あらかじめ解凍します。
さんまの開きを凍ったまま焼くと、表面と内側の温度差が大きくなるので、焼きムラが出やすくなります。
開きにしたさんまは厚みがあまりないので、丸ごとを凍ったまま焼く場合とくらべれば、まずまずの焼き上がりになる確率が高いです。
ただ、解凍後に焼く場合とくらべると断然失敗しやすいので、凍ったまま焼くことはおすすめしません。
なお、解凍方法は、冷蔵庫や常温に移して自然解凍か、さんまをビニールなどで密閉して流水に当てて解凍するのがおすすめです。
さんまを解凍して水気が出たら、キッチンペーパーで軽く拭き取ってから使ってください。
さんまを半分に切る
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さんまの水気を軽く拭き取ったら、フライパンで焼きやすいように、キッチンバサミなどで2つに切ります。
ごく一般的なサイズのさんまは、28センチくらいの大きなフライパンでも入らないので、あらかじめ切ってから焼きます。
なお、さんまが小さくてフライパンに入る場合は、わざわざ切る必要はありません。
さんまをフライパンに並べる

次に、フライパンにクッキングシート(もしくはフライパン用アルミホイル)を敷いて中火にかけ、さんまの開き(干物)を、身の方を下にして重ならないように並べます。
さんまは脂が多い魚なので、たとえ干物をフライパンで焼く場合でも、脂が飛び散りやすく、片付けがわりと面倒です。

とは言え、クッキングシートや専用アルミホイルがない場合もあると思います。
そんな時は、フライパンに薄くサラダ油をのばして、さんまを直にのせて焼くこともできます。
さんまをフライパンで焼く

そして、中火で4〜5分ほど焼いて、身の方に焦げ目を付けます。
この時、お好みでフライ返しなどで上から軽くおさえながら焼くと、全体に焦げ目が付きやすいです。

ひっくり返し、皮目の方をあと2〜3分焼いたら完成です。

焼き上がったさんまは、そのまま食べても勿論いいですし、お好みで大根おろしを添えて、かぼすやレモンなどの柑橘類の汁を絞ってもよく合います。
さんまをフライパンで焼くことの最大のメリットは、その手軽さにあります。
クッキングシートなどを敷いて焼けば、焼いた後にフライパンを洗う必要がありません。
しかも、見た目もこんがりとキレイに仕上がります。
忙しい方に特におすすめの焼き方です。
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