さんまの煮付け。ご飯によく合う生姜煮の作り方!簡単フライパンレシピ。

has さんま煮付け(さんま生姜煮)


さんま(秋刀魚)の煮付けのレシピをご紹介します。

甘辛く味付けした、さんまの生姜煮のレシピ。
醤油ベースのコクのある味わいが、柔らかく煮込んださんまに染みわたり、とても食べやすい味に仕上がります。

下ごしらえも簡単

さんまを使った料理と聞くと、下処理が面倒そうなイメージがありますが、コツさえ分かれば、実はかなり簡単です。
手をほとんど汚さずに、スルッと内臓を取り除けます。

内臓を取ったら、あとは煮るだけでOK。
ご飯によく合う美味しいおかずが、手軽に作れますよ。

さんま煮付け(さんま生姜煮)
レシピ動画

「ご飯によく合う!さんまの生姜煮」のレシピです。

材料

2人分:調理時間17分
さんま 2尾
生姜 1かけ(15g)
A
砂糖 大さじ1と1/2
大さじ3
醤油 大さじ1
150ml

※2尾で合計270〜300g程度。


下処理

生姜煮に使うさんまは、なるべく新鮮なものを選ぶと、それだけで仕上がりの美味しさが違います。

スーパーで売られているさんまには、大きく分けて「生さんま」と「冷凍さんま」がありますが、鮮度の良い「生さんま」を使うのがおすすめです。

さんまの内臓をとる
さんまを洗う

最初に、さんま(2尾)の頭と内臓を取り除き、きれいに水洗いします。
うろこが残っている場合は、軽くこすり洗いして、洗い流してください。

内臓の取り方

内臓の取り方は、冒頭の動画をご覧ください。

手をなるべく汚さずに取るポイントは、頭の付け根と肛門の手前1センチあたりに切り込みを入れることです。
そうすると、内臓が一度にスルっと取れます。

詳しい解説:さんまの内臓の取り方


さんまの水気を取る
さんまを輪切りにする

次に、さんまの水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、尾を切り落として4等分します。

さんまの切り方

サンマを切る包丁は、家庭で最もよく使われている三徳包丁で十分です。

尾の部分は骨が固いので少し切りにくいですけど、包丁のに近い部分(持ち手に近い部分)を使って、少し体重をかけるようにして切り落とすとラクです。



生姜を千切りにする

生姜(1かけ:15g)は、皮をむいて千切りにします。

さんまを生姜と煮る

生姜と調味料をフライパンに入れる

続いて、小さめのフライパンに生姜と調味料Aを入れ、中火にかけます。

調味料Aは、砂糖(大さじ1と1/2)・酒(大さじ3)・醤油(大さじ1)・水(150ml)です。

小さめのフライパン(鍋)を使う

フライパンの大きさは、直径20センチ程度がおすすめです。
適当なフライパンがない場合は、同じぐらいの大きさの鍋でもいいです。

あまり大きすぎると、さんまが煮汁に十分に浸かりません。


さんまを加える
落し蓋をしてさんまと生姜を煮る

沸騰したらさんまを加え、落とし蓋をして、少し火を弱めて10〜13分ほど煮ます。

火力は、落とし蓋に煮汁が当たる程度に弱めてください。
落とし蓋の下の面に煮汁が当たることで、さんまの上面にも味が染みやすくなるので、あまり弱すぎると、落とし蓋をしている意味がなくなります。

煮る時間の目安

煮る時間は、少し幅を持たせてあります。

10分ほど経った段階で、煮汁が減って落とし蓋に当たらなくなったら、落とし蓋は取り外してOKです。
一方で、まだ落とし蓋に煮汁が当たるようなら、あと3分くらいそのまま煮て、水分を飛ばしてください。

落とし蓋の作り方

落し蓋がない場合は、クッキングシート(上の写真で使用)やアルミホイルで代用することもできます。

クッキングシートを使った落とし蓋の作り方
クッキングシートを使う場合は、「クッキングシートを使った落とし蓋の作り方」をご覧ください。

アルミホイルを落し蓋にする場合も、クッキングシートと同じように中心部分に空気穴を開けると使いやすいです。


煮汁が少なくなったさんまの生姜煮

落し蓋をしながら10〜13分煮ると、煮汁がかなり少なくなります。


さんまに煮汁をかけながら煮る
さんまの煮付けの完成

最後に、スプーンでさんまに煮汁をかけながら、右の写真のように汁気が少なくなるまで煮詰めたら完成です。

ひっくり返さずに煮る

この時、さんまをひっくり返してしまうと、皮が破れたり煮崩れしたりする原因になります。

ですから、さんまはあまり動かさずに、フライパンを少し傾けて煮汁を端に集め、スプーンですくって少しずつかけながら煮詰めるのがおすすめです。


さんまの煮付け(さんまの生姜煮)

落とし蓋をしながら煮詰めることで、さんまの身にしっかりと味が染みこみます。

また、刻んだ生姜を加えることで、お料理全体の味が引き締まり、美味しさがさらにアップ。
濃厚でありながら食べ飽きない、ご飯にぴったりなおかずに仕上がります。

煮る時間はある程度かかりますが、調理自体は簡単なので、ぜひお試しください。

作り置きOK!

日持ち:冷蔵保存で3日程度

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