フライパンを使った、さんま(秋刀魚)の焼き方を解説します。
さんまの塩焼きのフライパンレシピです。
さんまをフライパンで調理するにあたっては、クッキングシートを敷いて焼くのがおすすめです。
フライパンで直に焼くと、脂が飛び散るうえに、煙がとても出やすくなります。
でも、クッキングシートを敷くことで、そうした欠点が抑えられますし、後片付けも簡単になります。
クッキングシートなしの場合は、フライパン専用のアルミホイルを使ってもいいです。
普通のアルミホイルはくっつくのでおすすめできません。
また、フライパンをあらかじめしっかり温めてから焼き始めるのも大切なポイントです。
しっかり温めてからさんまを並べることで、「皮がくっつく」とか「皮がはがれる」といった心配がなくなります。
しかも、表面がパリッと仕上がります。
焼き時間は、両面で10分程度。
詳しく解説します。
「フライパンで!さんまの塩焼き」のレシピです。
材料
さんま | 2尾(300g程度) |
塩 | 小さじ1/2(3g) |
- カロリー
- 1尾:305kcal
下ごしらえ
新鮮な生さんまがおすすめ
塩焼きに使うさんまは、なるべく新鮮なものを選ぶと、それだけで仕上がりの美味しさが違います。
スーパーで売られているさんまには、大きく分けて「生さんま」と「冷凍さんま」がありますが、鮮度の良い「生さんま」を使うのがおすすめです。
今回のレシピでは内臓を取らずに丸ごと焼きますが、新鮮なさんまの内臓は、ほんのりとした苦味があって、身と一緒に食べるととても味わい深いですよ。
内臓は焼いてから取る方がラク
なお、内臓が苦手な場合でも、内臓を取る下処理はせずに、丸ごと焼くのがおすすめです。
その方が身がジューシーに焼き上がりますし、焼いてからの方が内臓をラクに取り除けます。
まず、さんま(2尾)をきれいに洗ってウロコを落とし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
次に、包丁でさんまを半分に切ります。
そのままの長さだとフライパンに入りきらないので、半分に切って焼きます。
そして、さんまの両面に塩(小さじ1/2:3g)を万遍なく振り、10分置きます。
さんまに塩をするのは、焼く10分前くらいがベスト。
その目的は、下味をつけて臭みを消すことにありますが、あまり長時間置くと、逆に旨みが逃げてしまいます。
焼き方
続いて、フライパンにクッキングシートを敷き、十分に温めてから、さんまを並べます。
クッキングシートを使うメリット
クッキングシートを敷いて焼くと、さんまの脂が焦げにくくなるため、煙が出にくくなります。
温めてからさんまを並べる
また、あらかじめ、クッキングシートを敷いたフライパンを十分に温めておくことも大切です。
しっかり温めてからさんまをのせると、皮がくっついて破れるのを防ぐことができますし、皮がパリッと焼き上がります。
クッキングシートなしの場合
クッキングシートがない場合は、フライパン専用アルミホイルで代用することもできます。
普通のアルミホイルは、さんまがくっつくのでおすすめできません。
クッキングシートか専用アルミホイル、いずれを使う場合も、それらをフライパンに敷き、そのうえでフライパンをしっかり温めてから、さんまをのせてください。
フライパンの上で直に焼く
なお、こうしたシートやホイルが何もない場合は、フライパンに薄く油を引いて、直に並べて焼くことも一応できます。
ただ、煙がすごく出るうえに、脂が飛び散りやすいという欠点があります。
また、焦げ目も付きやすいので、火加減を少し弱めにするといいです。
そして、中火くらいの火力で、片面を6〜7分、ひっくり返して、もう片面を4分ほど焼いたら完成です。
焼き上がったさんまの塩焼きには、すだち・かぼす・レモンなどの柑橘類や、大根おろしの付け合わせがよく合います。
さんまに塩をして焼くだけの超シンプルなお料理ですが、満足度はかなり高め。
さんまのしっかりとした旨味が口の中に広がって、とても美味しくいただけます。
この塩焼きとご飯と味噌汁があれば、立派な夕食のできあがりです。
ぜひ、焼きたての熱々をお召し上がりください。
ところで、さんまは、魚焼きグリルを使って焼くこともできます。
「グリルを使ったさんまの塩焼き」のレシピもぜひ参考にしてください。
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