骨せんべいのレシピをご紹介します。
アジはもちろんのこと、イワシやサンマでも作れるレシピです。
また、中骨(背骨)はもとより、削いだ腹骨や皮、ヒレやゼイゴなどもムダなく使えます。
調理のコツは、低温でじっくり時間をかけて火を通すことです。
そうすると、ホロホロ食感の食べやすい骨せんべいができます。
材料
アジ・イワシ・サンマの中骨・腹骨・ヒレ・皮・ゼイゴ | 好みの量 |
揚げ油 | 適量 |
レシピ・作り方
- ① アジ・イワシ・サンマの中骨・腹骨・ヒレ・皮・ゼイゴなどを用意して、水気を拭き取ります。
骨に付いた身は一緒に揚げることができますが、ひと手間かけて身をきれいに取り除くと、食感がカリッと仕上がりやすく、焦げにくいです。
補足:塩・片栗粉・小麦粉は不要
- 中骨(背骨)
- 小骨・皮・ゼイゴ
- ② 骨が十分に浸かる程度の量の揚げ油を鍋に注ぎ、140度に温めます。
- ③ 骨などを入れ、10分ほどじっくりと揚げて十分に火を通します。
最後の30秒は少し火を強め、油切れを良くしたうえで、取り出します。
なお、皮だけは火の通りが良いので、少し早めに取り出します。
補足:目安は10分ほど
捨ててしまいがちな魚の部位をもとに、カルシウムたっぷりの美味しいおやつが作れます。
おつまみにもおすすめです。
レシピの補足説明
塩・片栗粉・小麦粉は不要
骨せんべいにする際に塩や片栗粉や小麦粉を魚の骨にまぶすレシピもありますが、私(やまでら)はどれもいらないと思っています。
塩をまぶすと、塩気が強くなってしまいます。
魚にもともと含まれる塩気だけで十分美味しく食べられますし、塩をまぶさなくても、今回のレシピのようにじっくりと揚げてしまえば、臭みが残ることはありません。
また、片栗粉や小麦粉といった粉物をまぶすと、骨全体が粉でコーティングされるような状態になります。
骨に残った身の部分はジューシーに仕上がって良いのですが、一方で、肝心な骨の部分の水分が抜けにくくなり、湿気ったような骨せんべいになってしまいがちです。
目安は10分ほど
揚げ時間の目安は、10分くらいです。
このレシピでは低温でじっくり揚げるので、魚がアジでもイワシでもサンマでも同じくらいの時間です。
また、揚げる部分が中骨でも小骨でもゼイゴでも、10分を目安にして様子を見ながら揚げてください。
ただ、魚の皮に関しては、少し早く取り出すと良いです。
皮は5〜8分の間で様子を見てください。
なお、骨せんべいを作る際に「泡が出なくなるまで揚げる」という目安もありますが、私はそこまで長く揚げる必要はないと思っています。
実際に試したところ、10分程度揚げた場合とくらべて、まったく変わりがなかったためです。
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