さんが焼きのレシピ・作り方。なめろうを焼いて香ばしく!

さんが焼き
レシピ動画
あじのなめろうで!さんが焼き

さんが焼き(山家焼き)のレシピをご紹介します。
さんが焼きは千葉県の郷土料理で、なめろうを平たく形成して、油で焼いて作ります。

なめろうが生魚の野性的な風味を楽しむお料理であるのに対し、さんが焼きは、こんがりと焼けた魚の香ばしい風味を味わうお料理です。

なめろうを大葉で巻いてから焼くと、味にコントラストが付いて、より美味しくいただけます。

材料

6個分:調理時間12分
アジ刺身 150g(3尾分)
長ねぎ 45g(1/2本)
生姜 8g
大葉 12枚
味噌 大さじ1と1/4程度
ごま油 大さじ1/2
  • イワシ・サンマなどでも良い。


レシピ・作り方

あじを細かく刻む

  1. ① アジ(150g)をまな板にのせ、細かく刻みます。
    丸ごとのアジを捌く場合は、3枚おろしにして、小骨と皮を取り除いたものを使います。

参考:アジの捌き方


長ねぎと生姜と大葉を切る

  1. ② 長ねぎ(45g:1/2本)と皮をむいた生姜(8g)をみじん切りにして、大葉(6枚)を千切りにします。


あじに薬味と味噌を加える
あじを包丁でたたく
  1. ③ 長ねぎ・生姜・大葉・味噌(大さじ1と1/4程度)をアジに加えます。
    混ぜながら、アジのねばりが出るまで包丁で叩いたら、なめろうの完成です。
    甘めの味噌を使う場合は、味噌を少し増やすと良いです。

なめろうを平たい円形に整える

  1. ④ なめろうを6等分して、手を軽く水で濡らし、それぞれを平たい円形に整えます。

補足:片栗粉は不要


なめろうに大葉を巻く

  1. ⑤ 大葉(6枚)の軸を切り離し、1個を大葉1枚で挟みます。

補足:大葉で巻いて風味アップ



なめろうをフライパンに並べる

  1. ⑥ フライパンにごま油(大さじ1/2)を引いて、なめろうを並べます。
    弱めの中火で1分半ほど焼いて、こんがりとした焼き目を付けます。

補足:ごま油がおすすめ


なめろうをひっくり返す
フタをしてなめろうを焼く
  1. ⑦ ひっくり返します。
    フタをして、弱火にして、あと2分ほど焼いて火を通したら完成です。

さんが焼き

こんがりと焼けたあじには深いコクがあり、大葉の爽やかな風味がとても良く合います。
和食全般と合わせやすいので、なめろうのアレンジレシピとしてぜひ試してみてください。


レシピの補足説明

片栗粉などは不要

さんが焼きを作る際には、片栗粉などの粉ものを加える必要はありません。
それらを加えずに焼いても特に形が崩れることはありませんし、なめろうだけで焼いた方が、ホロホロとした食感を楽しめます。

大葉で巻いて風味アップ

アジは、大葉との相性が抜群です。
なめろう自体にも大葉が入っていますが、外側にも大葉を巻くと、風味が格段にアップします。
焼き海苔で巻くレシピもありますが、大葉で巻いたほうが断然美味しいと私(やまでら)は思います。

ごま油がおすすめ

さんが焼きを焼くときの油は、サラダ油よりもごま油を使うのがおすすめです。
ごま油のまったりとしたコクが加わると、焼いたなめろうの味が引き立ちます。

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