さんが焼き(山家焼き)のレシピをご紹介します。
さんが焼きは千葉県の郷土料理で、なめろうを平たく形成して、油で焼いて作ります。
なめろうが生魚の野性的な風味を楽しむお料理であるのに対し、さんが焼きは、こんがりと焼けた魚の香ばしい風味を味わうお料理です。
なめろうを大葉で巻いてから焼くと、味にコントラストが付いて、より美味しくいただけます。
材料
アジ刺身 ※ | 150g(3尾分) |
長ねぎ | 45g(1/2本) |
生姜 | 8g |
大葉 | 12枚 |
味噌 | 大さじ1と1/4程度 |
ごま油 | 大さじ1/2 |
- イワシ・サンマなどでも良い。
レシピ・作り方
- ① アジ(150g)をまな板にのせ、細かく刻みます。
丸ごとのアジを捌く場合は、3枚おろしにして、小骨と皮を取り除いたものを使います。
参考:アジの捌き方
- ② 長ねぎ(45g:1/2本)と皮をむいた生姜(8g)をみじん切りにして、大葉(6枚)を千切りにします。
- ③ 長ねぎ・生姜・大葉・味噌(大さじ1と1/4程度)をアジに加えます。
混ぜながら、アジのねばりが出るまで包丁で叩いたら、なめろうの完成です。
甘めの味噌を使う場合は、味噌を少し増やすと良いです。
- ④ なめろうを6等分して、手を軽く水で濡らし、それぞれを平たい円形に整えます。
補足:片栗粉は不要
- ⑤ 大葉(6枚)の軸を切り離し、1個を大葉1枚で挟みます。
補足:大葉で巻いて風味アップ
- ⑥ フライパンにごま油(大さじ1/2)を引いて、なめろうを並べます。
弱めの中火で1分半ほど焼いて、こんがりとした焼き目を付けます。
補足:ごま油がおすすめ
- ⑦ ひっくり返します。
フタをして、弱火にして、あと2分ほど焼いて火を通したら完成です。
こんがりと焼けたあじには深いコクがあり、大葉の爽やかな風味がとても良く合います。
和食全般と合わせやすいので、なめろうのアレンジレシピとしてぜひ試してみてください。
レシピの補足説明
片栗粉などは不要
さんが焼きを作る際には、片栗粉などの粉ものを加える必要はありません。
それらを加えずに焼いても特に形が崩れることはありませんし、なめろうだけで焼いた方が、ホロホロとした食感を楽しめます。
大葉で巻いて風味アップ
アジは、大葉との相性が抜群です。
なめろう自体にも大葉が入っていますが、外側にも大葉を巻くと、風味が格段にアップします。
焼き海苔で巻くレシピもありますが、大葉で巻いたほうが断然美味しいと私(やまでら)は思います。
ごま油がおすすめ
さんが焼きを焼くときの油は、サラダ油よりもごま油を使うのがおすすめです。
ごま油のまったりとしたコクが加わると、焼いたなめろうの味が引き立ちます。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。