牛乳を使わないホワイトソースのレシピをご紹介します。
小麦粉とバターと洋風だしだけで作るシンプルなレシピ。
洋風だしは、市販のコンソメやブイヨンを水に溶かしたものを使ってもOKです。
また、バターは植物性油で代用することもできます。

濃厚さはありませんが、逆に、その点がこのソースの魅力です。
一般的なホワイトソースだと牛乳の味が強すぎて苦手という方に試していただきたいお料理です。
このソースをもとに、シチューやグラタンを作るのも美味しいですよ。
ちなみに、このホワイトソースは、材料を変えることでマクロビオティック風のホワイトソースにアレンジすることもできます。
その場合は、「洋風だし」を昆布や椎茸などの植物性の食材を使っただしに、また「バター」を菜種油などの植物性油に変更してください。
ちなみに、私は元マクロビアンです。
ホワイトソースの牛乳なしレシピ
牛乳なしのホワイトソースのレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
小麦粉 ※1 | 40g |
バター ※2 | 40g |
洋風だし ※3 | 400ml |
塩こしょう | 適量 |
※1 薄力粉でも強力粉でもOK。
※2 植物性油(大さじ3)でもOK。
※3 市販の顆粒だしを水に溶いたものでもOK。
- バターを鍋に入れて溶かし、小麦粉を弱火で炒める。
粉っぽさが無くなりフツフツしたら、洋風だしを一気に加える。 - ヘラで混ぜながらとろみを付け、塩こしょうで味を整えたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
このホワイトソースは、小麦粉とバターと洋風だしを1:1:10の割合で使います。
少し多めに作りたい場合は、この比率を参考に、それぞれの分量を変えてください。
ちなみに、このホワイトソースは、グラタンやパスタなどに特におすすめです。
シチューやスープにする場合は、洋風だしをほんの少し多めに、コロッケなどに使う場合は、逆に、洋風だしを少し控えめにするといいです。
【工程1】
まず、バター(40g)を鍋に入れ、火にかけて溶かします。
バターを使いたくない場合は、好みの植物油(大さじ3)でもOK。
使用する油は、あまり味にクセのないものがおすすめです。
バターが完全に溶けたら、小麦粉(40g)を弱火で炒めます。
ここで、小麦粉を焦がさない程度にしっかり炒めると、ホワイトソースがダマになりにくいです。
粉っぽさが無くなり、写真のようにフツフツするまで炒めてください。
バターがフツフツしたら、洋風だし(400ml)を一気に加えます。
洋風だしは、熱いものではなく、冷たいものを使った方が、ダマになりにくいです。
なお、使用する洋風だしは、顆粒タイプのコンソメやブイヨン(適量)を水に溶いたものでもOKです。

【工程2】
洋風だしを一気に加えたら、ヘラで混ぜながらとろみを付けます。
最後に、塩こしょう(各適量)で味を整えたら完成です。
なめらかな舌触りとあっさりとした味わいが特徴のホワイトソースです。
ごく普通のホワイトソースがしつこいと感じる方におすすめです。
ホワイトソースの使い方
このホワイトソースは、一般的なホワイトソースとまったく同じように使えます。
先に紹介したように、洋風だしの量を少し変えれば、グラタンやパスタやコロッケなど、どんなお料理とも合います。
たとえば、ホワイトシチューを作るのなら、好みの具材に火を通し、少しゆるめに作ったホワイトソースと合わせるだけです。

お好みでいろいろお試しください。
ところで、ごく一般的な牛乳と小麦粉で作ったホワイトソースは冷凍保存ができますが、今回ご紹介した牛乳の代わりに洋風だしを使ったホワイトソースは、冷凍保存には向きません。
冷蔵保存(日持ち4〜5日くらい)で食べ切れる量を作るといいですよ。
牛乳なしで作るホワイトソースあと1品
最後に、牛乳を使わないホワイトソースのレシピをあと1品ご紹介します。
こちらは、牛乳の代わりに豆乳を使います。
大豆の風味をいかした優しい味わいのホワイトソースです。
調理は手軽にレンジを使います。
小麦粉の代わりに米粉を使うこともできますし、バターの代わりに植物性油を使いベジタリアン風に仕上げることもできます。
リンク先も合わせて参考にしてください。
小麦粉バター豆乳顆粒コンソメ塩こしょう