今日は、重曹を使ったまんじゅうのレシピをご紹介します。
上の写真は、私がつくった朝ごはんです。
見た目は蒸しパンっぽいですけど、これは「石垣まんじゅう(石垣だんご)」と呼ばれています。
さつまいもが、生地から石垣のように突き出ているように見えるので、石垣まんじゅう。面白い名前です。
ところで「石垣まんじゅう」は、九州特有の郷土料理だと私はずっと思ってました。
でもよく調べてみたら、どうやら違うようです。

「ふるさとの家庭料理」という本によると、九州地方だけでなく、香川県大川郡や神奈川県相模原市でも、古くから親しまれてきたそうです。
むかしは、米や麦などの貴重な穀物を節約するために、さつまいもをこんな風にしてせっせと食べていたんですね。
「石垣まんじゅう」はとても簡単なので、忙しい朝にもおすすめです。
今朝は、おひたしや煮物など和風のおかずと一緒に、蒸したてのホカホカをいただきました。
石垣饅頭の作り方
「石垣まんじゅう」のレシピです。
サツマイモ | 60g |
中力粉(※) | 100g |
ブラウンシュガー | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 |
重曹 | 小さじ1/5 |
酢 | 小さじ1 |
水 | 50cc |
※薄力粉でもOK。ただしその場合は、水の量を加減する。
- サツマイモは、1センチのさいの目に切る。塩少々を加えた水(分量外)に、サツマイモをさっとくぐらせる。ザルにあげて水気を切る。
蒸し器を火にかける。 - Aの材料すべてをボールに入れ、なめらかな生地になるまでこねる。
- さつまいもの水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、2に加えて混ぜる。
- 3を4等分し、さつまいもを内側に包み込むようにして丸める。(さつまいもが生地の外側についたままだと、生地が膨らんだ時にポロッと取れてしまうことがあります。)
5センチ角に切ったアルミホイルの上にこの生地を1つずつのせ、蒸気が上がった蒸し器に入れて、強火で15分蒸したらできあがり。
とても簡単です。是非お試しください。