石垣まんじゅう(石垣もち・石垣団子)の作り方。相模原や大分の郷土料理

石垣まんじゅう(石垣もち・石垣団子)


石垣団子(石垣もち・石垣まんじゅう)のレシピをご紹介します。

石垣団子とは、さつまいもを使った蒸しパンのようなお料理のこと。
神奈川県相模原市や大分県別府市の郷土料理としても有名です。

さつまいもが石垣のように生地から突き出ているように見えることから、石垣団子という名前が付いています。
地域によっては、石垣もち、あるいは石垣まんじゅうと呼ばれることもあります。

石垣団子の歴史
ふるさとの家庭料理」という本によると、石垣団子は、神奈川県や大分県だけでなく、香川県大川郡でも古くから親しまれてきました。

麦や米などの貴重な穀物を節約するために、むかしは、さつまいもをこんな風にお団子にしてせっせと食べていたのだそうです。

石垣団子はとても簡単なので、わが家では、おやつや朝食によく作ります。
さつまいもの優しい甘みがふんわりとした小麦粉の生地とよく合い、とても美味しいですよ。


石垣まんじゅう(石垣もち・石垣団子)

「石垣まんじゅう」のレシピです。

材料

直径5センチ4個分:調理時間25分
さつまいも 60g(1/3本)
中力粉 ※1 100g
砂糖 ※2 大さじ1
小さじ1/4
重曹 小さじ1/5
小さじ1
50ml
  1. 薄力粉でも良い。その場合は水の量を少し加減する。
  2. ブラウンシュガーを使っても美味しい。

作り方

  1. さつまいもをさいの目(1センチ角)に切る。
  2. さつまいもをボールに入れ、かぶるくらいの水と塩(少々:分量外)を加える。さつまいもをボールの中で軽く洗い、ザルに上げて水気を切る。
  3. 蒸し器を火にかける。
  4. 中力粉・砂糖・塩・重曹・酢・水をボールに入れ、なめらかな生地になるまでこねる。
  5. さつまいもの水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、生地に加えて混ぜる。
  6. 生地を4等分し、さつまいもを内側に包み込むようにして丸める。(生地の外側にさつまいもが付いた状態で蒸すと、生地が膨らんだ時にポロッと取れてしまうことがあります。)
  7. 5センチ角に切ったクッキングシート(もしくはアルミホイル)の上に生地を1つずつのせる。
  8. 蒸気が上がった蒸し器に入れ、強火で15分蒸したらできあがり。

蒸し器なしの場合は、鍋や深めのフライパンに蒸し板をのせたり、あるいは、器を底に敷いてその上にザルをのせたりして蒸すといいです。

とても簡単で美味しいです。是非お試しください。

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