エリンギと豚バラ肉を使った肉巻きのレシピをご紹介します。
ご飯がすすむ、王道の甘辛い肉巻きレシピ。
エリンギの弾力のある食感としっかりとした旨味が加わって、特別感のある肉巻きに仕上がります。
調理のコツは、バラ肉を巻いたエリンギを、フライパンで焼く前に半分の長さに切ることです。
エリンギは縦に長いうえに噛み切りにくいので、単純に肉を巻くだけだと、食べづらいと感じることも。
でも、あらかじめ一口大に切っておくことで、食べやすさが格段にアップします。
冷めてもしっとり柔らかいので、お弁当おかずとしてもおすすめです。
材料
エリンギ | 1パック(100g) |
豚バラ薄切り肉 | 6枚 |
塩 | 小さじ1/8 |
こしょう | 少々 |
片栗粉 | 大さじ1 |
サラダ油 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/4 |
みりん | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2/3 |
作り方
もし既にエリンギが手元にあって、それぞれの長さがバラバラの場合には、それらを上手く組み合わせながら、お肉で巻いてみてください。
まず、エリンギ(1パック:100g)は、石づきがある場合は切り落とし、手で裂いて18等分します。
このレシピでは肉巻きを6個作りますが、エリンギを18等分しておくと、それぞれの肉巻きに、裂いたエリンギが3本ずつ入ります。
それくらいの太さに裂くと、味しみが良くなるうえに、食べやすくなります。
とは言え、18等分はあくまで目安なので、エリンギの太さに応じて、柔軟に対応して頂いて大丈夫です。
軸から裂くとラク
エリンギを手で裂く時には、傘(頭)の部分から切れ目を入れ始めるのではなく、軸から裂き始める方が、ねらった太さにしやすいです。
また、手で軸を裂きにくい場合は、包丁で少し切れ目を入れてから作業するとラクです。
- 軸に切れ目
- 手で裂く
手で裂くと味が染みやすい
なお、このレシピでは、エリンギをあえて手で裂いています。
手で裂くと、包丁で切り分けるよりも断面積が広く複雑になるので、味が染みやすくなります。
エリンギを裂いたら、塩(小さじ1/8)とこしょう(少々)をまぶします。
エリンギにあらかじめ塩気を付けることで、肉巻き全体の味が引き締まります。
次に、豚バラ薄切り肉(合計6枚)のうちの1枚でエリンギ3本を巻き、トータルで6本の肉巻きを作ります。
エリンギの傘の部分は、互い違いにまとめて巻くと、仕上がりの見た目がきれいです。
そして、巻き終えた肉巻きを包丁で半分に切り、表面全体に片栗粉(大さじ1)をまぶします。
半分に切って食べやすく
肉巻きは、そのままの長さだととても食べにくいので、焼く前に半分に切ります。
半分に切ると、肉巻きの形が崩れるのではと心配に思うかもしれませんが、このレシピだったら大丈夫です。
エリンギを細く裂いて3本ずつ巻いているので、半分に切ったあとも、エリンギが肉から簡単に抜けることはありません。
また、切った断面も含めて、片栗粉を全体にしっかりまぶすことで、肉も剥がれにくくなります。
しかも、片栗粉をまぶすと、とろみが付いて味が絡みやすくなるというメリットもあります。
続いて、フライパンにサラダ油(小さじ1)を引き、肉巻きを並べます。
そして、フタをして中火で5分ほど焼きます。
全体がこんがりとして火が通ったら、フタを取って火を弱め、調味料Aを加えます。
調味料Aは、砂糖(小さじ1/4)・みりん(大さじ2)・酒(大さじ1)・醤油(大さじ2/3)です。
そして、ヘラで混ぜながら味を絡めます。
汁気が無くなったら完成です。
豚肉とエリンギは、相性が抜群です。
華のある豚肉の味と、控えめでありながら旨みのあるエリンギの味が良く合います。
また、食感に関しても同様です。
豚肉はジューシーで、エリンギは弾力があってなめらか。
そうした口当たりの違いが良いアクセントになって、最後まで飽きずに美味しくいただけますよ。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。