韓国のりの作り方を解説します。
韓国のりを手作りするにあたっては、フライパンを使うのがダンゼンおすすめです。
フライパンを使うと、加熱具合を調整しやすいので、とても簡単にパリッとした食感に仕上がります。
材料
焼き海苔 | 全形1枚 |
ごま油 | 小さじ1 |
塩 ※ | 小さじ1/12(少々) |
味の素 ※ | 好みで少々 |
- 塩と味の素は「あじ塩」で代用OK。
作り方
- ① 焼き海苔のオモテ面(ツルツルして光沢がある面)に、塩(小さじ1/12)と味の素(好みで少々)を万遍なく振ります。
塩の量について
塩の量は、小さじ1/12が目安ですが、少量すぎて軽量スプーンではかりにくいので、「少々」でも構いません。
お好みで分量を微調整してみてください。
味の素について
また味の素については、あれば使った方が、しっかりとした旨みが加わって、本物の韓国海苔らしく仕上がります。
味の素がない場合は、塩と味の素の代わりに「あじ塩」を使ってもOKです。
ただ、塩だけというのもシンプルで美味しいので、ムリに用意する必要はありません。
オモテ面に味付けする
なお、塩や味の素は、焼き海苔のオモテ面に振るのがおすすめです。
このあとに、焼き海苔にごま油を塗りますが、ツルツルしたオモテ面の方が、油をラクに均一に塗ることができるためです。
とはいえ、誤ってウラ面に塗ってしまったとしても、問題なく食べられますので安心してください。
- ② ごま油(小さじ1)を全体に回しかけます。
韓国海苔には、えごま油やオリーブオイルなどが使われることもありますが、ごま油が一番おすすめです。
- ③ ラップで指先をおおい、ラップの表面で、ごま油を海苔全体に万遍なく塗ります。
ラップで油を塗る
ラップを指先に巻くと、油を塗りやすいですし、手も汚れません。
とはいえ、ラップを切らしている場合は、指でのばしてももちろん大丈夫です。
- ④ 塩とごま油を塗ったら、キッチンバサミ(もしくは包丁)で、海苔を半分に切ります。
半分に切ると焼きやすい
海苔をあらかじめ半分に切ると、直径28センチくらいのフライパンにも、ラクに入るようになります。
もっと大きなフライパンがある場合は、海苔を切らずにそのまま焼くこともできます。
逆に、小さいフライパンしかない場合は、海苔をもう少し小さく切って焼くといいです。
- ⑤ 海苔のごま油を塗った方の面を上にして、大きめのフライパンに並べ、火にかけます。
- ⑥ フライパンが温まったら、弱火にして、1分半ほど焼きます。
弱火で焼く
なお、フライパンが温まったら弱火にして、海苔を焼きます。
あまり強い火で焼くと、焦げたり苦味が出たりするので、弱火で焼いてください。
- ⑦ ひっくり返して、ごま油を塗った方の面をあと1分半ほど焼いたら完成です。
- ⑧ 好みのサイズに切って使います。
焼く時間は、トータルで3分ほどです。
これくらいの時間加熱すると、海苔がパリッとします。
ちなみに、食べ残った海苔を放置すると、ごく普通の海苔と同じようにパリパリ感が失われるので、そうしたら、もう一度フライパンで同じように焼き直すといいです。
ごま油の風味と適度な塩気、この2つが加わって、いつもの海苔がワンランクアップ。
あと引く旨さに仕上がります。
韓国海苔の食べ方
完成した韓国のりは、そのままおつまみとして食べても美味しいですし、ご飯ともよく合います。
また、ちぎってフレーク状にしてサラダにふりかけたり、冷奴の薬味にしたりと、幅広く使えます。
韓国海苔を作るメリット
ところで、自家製韓国のりを作るメリットは、好みの味加減に仕上げられるというのも勿論ありますが、それだけではありません。
しなしなになった海苔の食感を復活させることができるため、時間が経って美味しくなくなった海苔の再利用レシピとしても便利です。
また、市販の韓国のりには、韓国産の板のりが使われていることがほとんどですが、自家製だったら、国産の海苔をもとに作れます。
日本産の食材に安心感を持つ方は、やはり多いように思います。
さらには、韓国のりは、大判サイズが入手しづらいですけど、手作りだったら、全形でもミニサイズでも大きさは自由自在です。
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