
魚焼きグリルで美味しいトーストを焼く方法をご紹介します。
わが家には、オーブントースターがありません。
オーブントースターの代わりに、魚焼きグリルかフライパンで毎朝トーストを焼いています。
トースターで焼いた場合との違い
グリルを使うと、オーブントースターと同じくらいか、もしくはそれ以上に美味しく焼けます。
遠赤外線のパワーによって、高温でスピーディーに焼けるので、サクサク感とふんわり感がより際立ちますよ。
魚焼きグリルでトーストを焼く方法

魚焼きグリルでトーストを焼く手順です。
調理のコツは、あらかじめグリルを温めておき、短時間でさっと焼くこと。
そうすると、外側はカリッと中はふんわりと仕上がります。
グリルトーストの焼き方
- 魚焼きグリルを1分ほどかけて温める。
- 食パン(1〜2枚)を入れ、強火で1〜1分半ほどかけて焼いたらできあがり。(グリルが片面焼きの場合は、途中でひっくり返す。)
食パンの枚数やグリルの機種によって、焼き時間は若干変わってきますので、様子を見て微調整してください。
焼き加減は、少し焦げるくらいが香ばしくて美味しいと思います。
グリルの網の上にのせる
なお、食パンは、グリルの網の上にじかにのせるのがおすすめです。
網の上にアルミホイルやプレートを敷いたりせずに、じかに食パンをのせた方が、表面全体がサクッとした焼き上がりになって美味しいです。
このあとに詳しく解説しますが、グリルの網の上で直接焼いても、食パンに魚の臭いは移りません。
魚の臭いはパンには移らない

ところで、魚焼きグリルで初めてトーストを焼いた時、私は、魚の臭いがパンに移らないかとても心配でした。
私は、グリルで魚を焼く時には、網の下にアルミホイルを敷いてグリルがなるべく汚れないようにしていましたし、焼いたあとも、グリルに残った魚の脂を極力落とすように心がけていました。
でもそれでも、グリルの奥の方にこびり付いた掃除しきれない魚の脂で、トーストが臭くなるような気がしたからです。
ところが、実際に焼いてみると、魚の臭いはまったくつかないことが分かりました。
なぜ、トーストには、魚の臭いが移らないのでしょうか?

先日読んだ「料理の裏ワザ・基本ワザ大全」という本には、魚焼きグリルトーストについて、次のようなことが書かれていました。
食パンを焼いている間は、パンの水分が勢い良く蒸発しています。
その水蒸気によってパンがガードされるため、パンには魚の臭いはつきません。
同著によると、たとえ魚を焼いた後にパンを焼いたとしても、グリルを普通に掃除していれば、魚の臭いはつかないそうです。
焼いたらすぐに庫内から取り出す
ただし、注意点が1つあります。
パンを焼いて火を止めたあとに、トーストを庫内にそのまま放置しておくと、臭いが移ってしまうそうです。
実際に試してみたところ、確かに、魚臭さがパンに付いてしまいました。
トーストをグリルで焼いたら、すぐに取り出して食べるようにしてください。