味噌汁の作り置きに便利な「味噌玉」の作り方をご紹介します。
味噌汁は、加熱後にそのまま作り置きしておくと、味噌の風味が飛んでしまってあまり美味しくありません。
でも、具材を味噌に混ぜ込んで味噌汁の素として保存しておけば、湯を注ぐだけで飲めるうえに、味噌の風味も存分に楽しめます。
冷蔵で2週間、冷凍で1ヶ月ほど日持ちするので、まとめて手作りしておくと、とても便利です。
一人分を小分けにして、お弁当に持って行くのもおすすめですよ。
材料
長ねぎ | 100g(1本) |
油揚げ | 1枚 |
乾燥わかめ | 大さじ4 |
顆粒だしの素(ほんだし) | 大さじ2 |
味噌 | 150g |
作り方
まず、長ねぎ(100g:1本)を薄い輪切りにします。
油揚げ(1枚)は、キッチンペーパーで挟み、手で押さえて表面に付いた油を取って、細切りにします。
「味噌玉」に使う具材は、保存している間に味噌が染みて味が濃くなりやすいので、薄めに切ります。
そして、長ねぎ・油揚げ・乾燥わかめ(大さじ4)・市販の顆粒だしの素(ほんだし:大さじ2)・味噌(150g)をボールに入れます。
乾燥わかめを具材に加えると、長ねぎから出た水分を適度に吸ってくれます。
具材のアレンジ
味噌汁の具材は、お好みでアレンジすることもできます。
乾燥わかめと油揚げは他の食材で代用するのはすこし難しいですけど、長ねぎの代わりにみょうがや小ねぎや玉ねぎを使ったり、顆粒だしの代わりに煮干し粉や鰹節粉(各適量)を使ってもいいです。
よく混ぜたら完成です。
この味噌汁の素を冷蔵する際には、タッパーやビンなどの保存容器に詰めて冷蔵庫に入れます。
1人分20gづつを小分けにしてラップで包み、味噌玉として保存しておくのも便利です。
ただ、ラップがもったいない上に作業がめんどうですから、まとめて保存しておいて、味噌汁を作る際に、20gずつすくって味噌玉として使ってください。
慣れれば、分量はいちいち量らなくてもだいたい分かるようになります。
いずれの方法で冷蔵した場合も、2週間ほど日持ちします。
冷凍しても凍らない
長期保存したい場合は、冷凍庫に入れると、1ヶ月は大丈夫です。
この味噌汁の素は、冷凍しても固まらないので、使い勝手は冷蔵とまったく同じ。
ですから、いっそのこと、はじめから冷凍してしまう方がいいです。
小分けにして味噌玉にする場合は、それぞれにラップをして冷凍してもいいですけど、製氷皿に20gづつ分けて冷凍しても使いやすいです。
お弁当に持って行く方法
また、この味噌汁の素は、お弁当用の即席味噌汁としても便利です。
持って行き方としては一人分をラップで包むのが定番ですが、それがめんどくさいという場合は、丸めないで持って行くこともできます。
1人分20gをすくって、携帯容器やマグカップなどに入れるだけです。
あらかじめ冷凍した味噌玉でも、昼時にはすっかり常温に戻っていて、お湯を注げば、すぐに温かい味噌汁が飲めます。
味噌汁をつくる際には、1人分20gをお椀に入れ、150ml程度の熱湯を注ぐだけでOKです。
「味噌汁の素は冷凍してもOK」と聞くと、お湯がぬるくなることを心配する方もいらっしゃるかもしれません。
でも、アツアツのお湯を注げば、十分に温度をキープできるので、まったく問題なく美味しくいただけます。
手軽さが嬉しい、風味豊かな即席味噌汁。
味噌の味がしっかりと感じられます。
忙しい方に特におすすめのレシピですよ。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。