あんこ(つぶあん)のレシピ・作り方。小豆の美味しい煮方を解説!

あんこ(つぶあん)
レシピ動画
あんこ(粒あん)の美味しい作り方

あんこの作り方をご紹介します。
小豆を柔らかく煮て、つぶあんを作るレシピです。

手作りした自家製あんこは、小豆の風味がしっかりと感じられるのが特徴で、小豆のホクホクとした食感も残っています。
そのため、小豆の味を存分に楽しむことができます。

小豆を炊く際のコツは、小豆を茹でこぼした後に煮ることです。
小豆をさっと茹で、渋みやアクを取り除いた後に煮ると、美味しいあんこができます。

材料

調理時間60分
小豆 250g
砂糖 200〜250g
ひとつまみ


煮方・作り方

小豆を茹でる

  1. ① 小豆(250g)を鍋に入れ、小豆の4倍の量(1リットル)の水を加えて火にかけます。
    沸騰したら、3分間茹でます。

小豆をザルに上げる

  1. ② 3分茹でたら、小豆をザルに取り出します。


小豆を軽く洗う

  1. ③ 流水で小豆を軽く洗い、水気を切ります。

渋きり(アク抜き)について

小豆を水から茹でて、茹で汁を捨てることを「渋きり」と言います。
「渋きり」をすると、小豆特有の渋みやアクが取り除かれ、甘みが引き出されやすくなります。


小豆に水を加えて火にかける

  1. ④ 小豆を鍋に戻し入れ、再び小豆の4倍量(1リットル程度)の水を加え、火にかけます。

小豆を煮る

  1. ⑤ 沸騰したら、白い泡(アク)をきれいに取り除き、火を弱めて40分〜1時間程度、小豆が柔らかくなるまで煮ます。
    煮ている途中に水が少なくなり、小豆のアタマが出たら、水を足します。

煮る時間について

小豆を炊く時間の目安は40分〜1時間です。

小豆が炊けたかどうかわからない場合は、1粒取り出して指で潰してみてください。
芯が完全になくなっていたら火を止めます。



煮た小豆をザルに上げる

  1. ⑥ 小豆が炊きあがったら、ザルに上げて小豆と煮汁に分けます。
    煮汁はそのまま取っておきます。

おしるこやぜんざいを作る場合

おしるこやぜんざいを作る場合は、工程の小豆と煮汁に分ける作業は省略します。
そして、炊いた小豆は鍋に入れたままにして、煮汁が多い場合のみ、煮汁を少し取り除いてください。


煮た小豆に砂糖を加える

  1. ⑦ 小豆を鍋に戻し入れ、砂糖(200〜250g)を加えます。
  2. ⑧ ゆるめのあんこを作る場合は、取り置いた小豆の煮汁を少し加えます。
    一方、普通の固さのあんこを作る場合は、煮汁は使いません。

砂糖の量は好みで微調整する

砂糖の量は幅を持たせていますので、お好みに合わせて微調整してください。
一般的なあんこは、小豆と同量程度(250g)の砂糖を使用します。
甘さを控えめにしたい場合は、200g程度に減らすといいです。


あんこを煮詰める

  1. ⑧ あんこがもったりとした状態になるまで中火で煮詰め、塩(ひとつまみ)で味を整えます。
    ややゆるめの状態に固まったら火を止めます。
    もしあんこが固くなってしまった場合は、取り置いた小豆の煮汁を加えて、かたさを調整してください。

好みの固さにするコツ

あんこをお好みの固さに仕上げるポイントは、ややゆるめの状態で火を止めることです。
あんこは冷めるとやや硬くなる傾向があるため、柔らかめに仕上げておくといいです。

また、炊いたあんこに少量の塩を加えると、甘みが引き立ち、味が引き締まります。



あんこ(つぶあん)

これで、自家製あんこが完成しました。

風味豊かな手作りあんこです。
甘さは強すぎず、一般的な市販のあんこよりも安心して食べられます。

あんこおはぎ(あんこぼた餅)
お団子やお餅に絡めたり、バタートーストにのせたりしてもよく合いますし、おはぎなどの和菓子作り全般にも幅広く使えます。

あんこの冷凍保存

なお、あんこは冷凍保存することができます。

あんこの冷凍保存
たくさん作って余ってしまった場合は、小分けにして保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜いて冷凍庫に入れて保存します。
日持ちの目安は2ヶ月ほどです。

解凍は、冷蔵庫に移すか、もしくはレンジでOKです。
ちょっと甘いものが食べたいという時に、冷凍したあんこがあると便利です。

より詳しく:あんこの保存方法

あんこを使ったレシピ

また、当サイトでは「あんこの美味しい食べ方」も紹介していますので、参考にしてください。
簡単で人気のある食べ方を掲載していますので、ぜひ、チェックしてみてください。

【ひと言メモ】
  • 小豆の下処理の方法「渋きり」は、人によってやり方が様々です。
    私は小豆を3分茹でて「渋きり」することをおすすめしますが、数回くり返す方もいらっしゃいますし、まったくやらない方もいらっしゃいます。
    お好みに合わせて試してみてください。
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