爽やかな味わい!しそジュースの作り方。人気の赤紫蘇シロップのレシピ。

投稿日:2017年7月18日 更新日:

しそジュースと赤紫蘇シロップ

しそジュース(しそシロップ)のおすすめの作り方をご紹介します。

そろそろ梅雨入りかなという時期になると、赤紫蘇が店頭にならび始めます。
わが家では、毎年この頃に、赤紫蘇を少し多めに買ってまず梅干しを仕込み、そしてその後に、残りの赤紫蘇でしそジュースを作るのが恒例になっています。

私はしそジュースが大好きなので、実は、メインの梅干し作りよりも、ついでに作るジュースの方が楽しみだったりします。
手作りしたしそジュースは、さっぱりとした味で、とても飲みやすいのが特徴。
家族にも大人気の飲み物です。

そのうえ、レシピも簡単で、初めての方でも失敗せずに作れます。

しそジュースの効能

このしそジュースは、夏風邪を引いた時や食欲がない時でも美味しくいただけるので、水で割る前の原液を作り置きしておくとたいへん便利です。
また、赤紫蘇には強い抗酸化作用があり、疲労回復や食欲増進といった効果も期待できます。

レシピ動画

「爽やかな風味!赤しそシロップのジュース」のレシピです。

材料

1リットル分:調理時間10分
赤紫蘇の葉 200g
砂糖 300g
150ml
1リットル

※ 米酢でもりんご酢でも穀物酢でも良い。

作り方

赤しその茎を取り除く

まず、赤紫蘇の太い茎を取り除きます。
そして、葉っぱの部分(写真右)を200g用意します。

ちなみに、赤紫蘇の葉200gは、スーパーで売られている1袋分くらいです。


赤しその葉を洗う

次に、赤紫蘇の葉をボールに入れ、水をためて、何回か水を替えながら洗います。


赤しそをざるに上げて水気を切る

赤紫蘇がきれいになったら、ザルに上げて、そのまましばらく置くなどして水気をしっかり切ります。


赤しそと水を鍋に入れて火にかける

続いて、赤紫蘇と水(1リットル)を鍋に入れ、強火にかけます。

赤紫蘇は水に浸かりきらないくらいたくさん使いますが、加熱しているうちにかさが減るので安心してください。


赤しそを茹でる

菜箸などで赤紫蘇を返しながら加熱して、全体が完全に湯に浸るようにします。

沸騰したら、中火〜弱火に落とし、5分ほど茹でます。
赤紫蘇を茹でると、赤色の成分が湯に溶けて、葉の色が緑に変わります。


茹でた赤しそをザルにあげる

5分経ったら、鍋の中身をザルに上げます。

そして、ヘラやおたまを葉の上から押し当てて、水気をぎゅっと絞ります。
このように絞ると、葉に染み込んだ水分も取れるので、ムダがありません。


赤しその茹で汁に砂糖を加える

次に、赤紫蘇の茹で汁がまだ熱いうちに、砂糖(300g)を加えます。


赤しその茹で汁に砂糖を混ぜる

そして、よく混ぜて砂糖を溶かします。

この段階では、茹で汁(赤紫蘇シロップ)の色はまだ少し黒っぽい地味な色をしています。


赤しその茹で汁に酢を加える

続いて、酢(150ml)を加えます。

酢の種類について

酢の種類は、私はいつも米酢を使っていますが、お好みでりんご酢や穀物酢でもいいです。

りんご酢を使うと、米酢よりも酸味が穏やかでまろやかな味に仕上がります。
一方で、穀物酢を使うと、米酢よりも酸味が強い仕上がりになります。

なお、しそジュースのレシピの中にはクエン酸を使うものもありますが、わざわざクエン酸を買わなくても、お酢だけで美味しく作れます。


赤しそシロップ

最後によく混ぜたら、赤紫蘇シロップの完成です。

酢を混ぜると、赤黒かったシロップの色が、鮮やかな赤色に変わります。


紫蘇シロップとジュースの保存方法

赤しそシロップとジュースを保存する

この赤紫蘇シロップは、フタ付きの保存容器に移して冷蔵庫に入れておくと、1ヶ月ほど日持ちします。
水などで割ってジュースにした場合は、保存期間がガクッと短くなり、冷蔵で4〜5日ほどになります。

そのため、保存する際には、原液の濃縮タイプのままにしておくのがおすすめです。


赤紫蘇ジュースの作り方

赤しそシロップとしそジュース

しそジュースの飲み方は、とてもシンプルです。

シロップを原液のままグラスに入れて氷を浮かべ、氷を溶かしながら飲んでもいいですし、あるいは、水や炭酸水で割っても美味しいです。
割って飲む場合は、シロップと水(もしくは炭酸水)を1:1.5くらいの割合で希釈するのがおすすめです。

このジュースは、赤紫蘇の風味も酢の酸味も比較的控えめになっているので、しそジュースが初めての方でも飲みやすいと思います。


残った赤紫蘇の再利用

ところで、しそジュースを作った後の出がらしの赤紫蘇は、風味も栄養もまだ少し残っています。
ですから、捨てずに再利用するとムダがありません。

ゆかり

赤紫蘇の出がらしでつくるゆかり

梅酢

たとえば、残った赤紫蘇から「ゆかり」を作ることができます。

ジュースを絞った残りの赤紫蘇を使うので、ごく一般的なゆかりとくらべると、色が少しあせていて風味も弱くなりますが、ご飯にたっぷりふりかけると美味しくいただけます。

なお、ゆかりを作る際には、梅酢もしくは酢を使います。

写真右は、梅酢を使って作ったゆかり。
写真左は、梅酢の代わりに酢を使って作ったゆかりです。

梅酢の代わりに酢を使うと、赤紫蘇が乾燥しにくくなるうえに、色もゆかりらしい赤い色が出ず、風味もやや劣ります。
ですが、酢で作ったゆかりも、素朴な魅力があり、ご飯のお供としてよく合います。

材料

紫蘇ジュースの残りの赤紫蘇 100g
15g(紫蘇の15%)
梅酢(もしくは酢) 50ml

作り方

  1. 「紫蘇ジュースの残りの赤紫蘇」の水気をしっかり絞り、100gほど用意する。塩を加え、赤黒い水分が出るまで手で揉む。水気を手で絞り、絞り汁を捨てる。
  2. 絞った赤紫蘇に梅酢(もしくは酢)を加え、よく馴染ませる。(この状態でビニール袋に入れて保存しても良い。日持ちは1週間ほど。)
  3. 盆ザルの上に赤紫蘇をなるべく重ならないように広げ、日向(太陽の当たる窓際でも屋外でも良い)に1〜3日ほどカラカラに乾燥するまで干す。(葉を広げて干すと1日ほどで乾く。)
  4. すり鉢やミルなどで粗めに砕いたらできあがり。
残った赤しそを塩で揉む
① 塩で揉む
赤しその水気を絞る
② 水気を絞る
赤しそに梅酢を混ぜる
③ 梅酢を混ぜる
赤しそをほす
④ 干す
干した赤しそを砕く
⑤ 砕く
ゆかり
⑥ 完成

梅酢には、白梅酢と赤梅酢の2種類があります。
2つの違いは、赤しそのエキスが入っているかどうか。
このレシピでは赤しそを別途加えるので、赤しそが入っていない白梅酢を使うのが基本ですが、赤梅酢でも問題なく作れます。

赤しそをすり鉢で砕く
なお、上の写真ではミルを使って赤紫蘇を砕いていますが、ミルがない場合は、すり鉢を使ってもいいです。

しそ味噌

また、出がらしの赤紫蘇は、しそ味噌やしその佃煮など、他のお料理にアレンジすることもできます。

紫蘇ジュースの残りの紫蘇を使ったしそ味噌
しそ味噌
紫蘇ジュースの残りの紫蘇を使ったしそ佃煮
しそ佃煮

しそ味噌の作り方

出がらしの赤紫蘇をもとに「しそ味噌」を作るのなら、別記事「大葉味噌」のレシピを参考にしてください。
リンク先では生の大葉を使っていますが、「大葉(20枚)」の代わりに「残った赤紫蘇の水気をしっかり絞ったもの(20g)」を用意すれば、まったく同じように作れます。

フライパンに赤唐辛子(小口切り)とサラダ油を入れ、弱火で軽く炒めます。
そして、砂糖・みりん・味噌を加え、軽く煮立てて火を止めます。
あとは、粗みじん切りにした赤紫蘇を加え、全体をよく混ぜたら完成です。

しそ佃煮の作り方

「しそ佃煮」を作る場合は、赤紫蘇を粗みじん切りにして、砂糖・みりん・醤油などで甘辛く味付けすれば完成です。


以上、しそジュースの作り方と、出がらしの赤紫蘇を使ったレシピをご紹介しました。
しそジュースは、さっぱりとした味で、夏にぴったりの飲み物です。
ごくごくと美味しく飲めるので、冷蔵庫にストックしておくといいですよ。

ところで、しそジュースを作った際に生の赤紫蘇が余ったら、それらを使って「梅干し」や「しば漬け」や「ゆかり」もぜひ作ってみてください。
ジメジメしがちな梅雨時ですが、こうした保存食を作ると楽しく乗り切れます。

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