
乾燥ひじきの戻し方をご紹介します。
基本の戻し方と合わせて、ひじきを早く太く柔らかく戻せるという裏ワザもお伝えします。
乾燥ひじきの基本の戻し方

最初にひじきの基本の戻し方をご紹介します。
まず乾燥ひじき(適量)をボールに入れ、たっぷりのぬるま湯か水を注ぎます。

そしてそのまま20分ほど置き、ひじきが柔らかくなったらお終いです。
ちなみにひじきには、太めの「長ひじき」と、細くて小さい「芽ひじき」がありますが、「芽ひじき」だったら5分くらいで戻せることもあります。
「芽ひじき」は、長ひじきのようなしっかりした食感はありませんし、見た目の存在感もやや欠けますが、戻す時間が少なくて済むので、調理の時短になります。
また価格もずっと安いので、食費の節約もできますよ。
次に砂糖を使ったひじきの戻し方をご紹介します。
砂糖を使って早く太く柔らかく戻す方法

ところでひじきを戻す時に、砂糖を少量加えると、早く太く柔らかく戻せるという方もいます。
冒頭でお伝えした基本の戻し方とくらべると、私にはその差があまり分かりませんが、ご興味のある方はお試しください。
ひじき | 適量 |
砂糖 | 適量 |
- たっぷりの水に砂糖を溶かし、ひじきを浸す。
5〜20分してひじきが柔らかくなったらできあがり。
このひじきの戻し方は、砂糖の浸透圧を利用します。
ひじきにはもともと微量の糖分が含まれていますが、水に砂糖を加えると、ひじきの中よりも外の方が糖分濃度が高くなるので、ひじきの中に水分が入りやすくなり、柔らかくなるというわけです。
また砂糖には保水効果もあるので、調理した後も、柔らかさが持続しやすいようです。