バナナは、冷凍保存するととても便利です。
賞味期限が1ヶ月にのびるうえに、完熟の美味しさをそのまま閉じ込めることができます。
一方で、冷凍バナナには、解凍することで食感が失われてしまうというデメリットもあります。
それでも、潰したり細かくしたりして料理に使う分には問題ありません。
この記事では、バナナを冷凍する方法と合わせて、冷凍バナナの食べ方やレシピもご紹介します。
バナナの冷凍方法
バナナを冷凍する場合は、あらかじめバナナを完熟させておくと、甘みが増して、より美味しくいただけます。
- ① バナナの皮を剥きます。
ラップで挟み、上から叩いてつぶします。
このようにラップで挟んでつぶすと、空気に触れにくくなり、バナナの変色を簡単に防ぐことができます。
(つぶしたくない場合は、ラップでぴったりと包んでも良いです。) - ② 保存袋で密閉して、冷凍庫に入れます。
1ヶ月ほど日持ちします。 - ③ 【使い方】凍ったまま使うのが基本ですが、解凍する場合は、常温にしばらく置くか、冷蔵庫に移します。
補足:解凍方法について
つぶして冷凍するメリット
バナナをラップで挟んで潰しておくと、全体が空気に触れにくくなるので、冷凍中に茶色く変色するのを抑えることができます。
ちなみに、冷凍バナナの変色を防ぐ方法としては、レモン汁を振りかけるという方法も、よく知られています。
ただ、私(やまでら)は、ラップで挟んで潰しておく方が、レモン汁をかけるよりも変色を防止できると思います。
また、平たくする分、解凍も早いです。
形状は大きく崩れますが、ジュースやお菓子づくりなどには問題なく使えます。
割り箸をあらかじめ縦に刺しておくと、持ち手ができて食べやすいです。
皮をむいて冷凍が便利
バナナは、皮をむいてから冷凍するのがおすすめです。
というのは、凍ったままでは皮がむけませんし、半解凍しても皮がむきにくいためです。
どうせ皮をむいて使うのですから、中身だけにしてから冷凍する方が時短になります。
また、皮ごと冷凍すると、皮が黒っぽく変色するという欠点もあります。
中身は比較的きれいな色に保てますが、外側の見た目は大きく損なわれます。
解凍方法について
冷凍バナナを解凍する際には、常温にしばらく置くか、もしくは冷蔵庫に移すなどして、自然解凍します。
時間がない場合は、レンジで軽く加熱することもできます。
ただ、全解凍したバナナは、そのまま食べると食感がなく、美味しくありません。
ですから、凍ったままアイスとして食べたり、スムージーにしたり、半解凍くらいでカップケーキの生地に練り込んだり、カレーなどの煮込み料理の風味付けに使うのがおすすめです。
冷凍バナナのレシピ
最後に、冷凍バナナの美味しい食べ方を5品ご紹介します。
凍らせるだけ棒アイス
先ほどご紹介した、冷凍バナナのアイスです。
バナナに割り箸を刺してから冷凍すれば、棒アイス風のおやつが手軽に作れます。
凍ったままであれば、食感も損なわれないので、美味しく食べられます。
バナナヨーグルトアイス
バナナを丸ごと凍らせるだけでも簡単にアイスが作れますが、ひと手間かけてバナナを潰し、ヨーグルトと砂糖を混ぜてから冷凍するのもおすすめです。
こうすると、バナナだけとはまた違った爽やかな味が楽しめますし、保存袋に入れて凍らせるので、冷凍庫のスペースも取りません。
激うまバナナジュース
こちらは、冷凍バナナと牛乳を使って作るバナナジュースです。
冷凍バナナを使用すると、氷を加える必要がないため、味が薄まらず、濃厚な味のジュースが作れます。
一口飲むと、バナナの豊かな甘みと爽やかな酸味が口いっぱいに広がり、幸せな気分に浸れます。
バナナヨーグルトスムージー
冷凍バナナでジュースを作るのなら、牛乳の他に、ヨーグルトやハチミツを加えても美味しいです。
食物繊維が豊富なバナナに、乳酸菌たっぷりのヨーグルトをプラス。
腸活にもおすすめのドリンクです。
バナナトマトスムージー
冷凍バナナとトマトを組み合わせて、一緒にミキサーにかけるレシピもあります。
ピンク色の可愛らしいスムージーで、とても飲みやすいです。
以上、バナナの冷凍についてお伝えしました。
バナナを冷凍しておくと、ジュースやアイスなどに使えてとても便利ですよ。
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