爽やかな風味!梅醤油(梅の醤油漬け)のレシピ・作り方。

梅醤油(梅醤油漬け)
レシピ動画
爽やかな風味!梅醤油

梅醤油は、梅の爽やかな風味が楽しめる、さっぱりとした味の調味料です。

おすすめの使い方は、なんと言ってもお刺身と合わせること。
また、焼き魚との相性もぴったりですし、サラダのドレッシングにしてもよく合います。

梅を丸ごとじっくり漬けるのがコツ

梅醤油の作り方は簡単で、梅を醤油に漬け込むだけでOK。
梅を切ったり冷凍したりせずに、生を丸ごと使うのがポイントです。

梅の風味を醤油に移すには1ヶ月ほどかかりますが、急がないことが大事です。
丸ごとの梅を醤油にひたして、じわじわと時間をかけてエキスを抽出すると、風味の良い梅醤油が作れます。

仕込んでしまえばあとは放置するだけなので、忙しい方でも手軽に漬けられます。

手作りが美味しい
市販の梅醤油
梅醤油には市販品もありますけど、ものによっては梅の風味が弱かったり、甘みが過剰に加わっていたりするものもあります。

自分で漬けた方が、梅の風味を存分にいかせますよ。


材料

調理時間5分/漬ける時間除く
青梅 250g(8〜10個) ※1
醤油 300ml ※2
  1. 梅の量は好みで変えてOK。醤油は梅が完全に浸るくらいの量を使用する。
  2. 黄梅よりも青梅がおすすめ。詳しくは文中参照。

レシピ・作り方

青梅を洗う

まず、青梅(250g)を優しく洗います。

青梅の方が風味が良い

完熟梅の梅醤油
梅醤油作りには、黄色い完熟梅を使うこともできます。
写真は、黄梅で作った梅醤油です。

ただ、黄梅を使うよりも、青梅の方がダンゼンおすすめ。
青梅を使う方が、風味(特に香り)がいいです。

黄梅がたくさんある場合は作ってみると面白いですけど、買って漬けるのなら青梅を選ぶといいです。



梅のなり口を取る
なり口を取った梅

次に、竹串でヘタを取ります。

青梅のヘタは、黄色く熟した梅よりも少し硬くて取りづらいですけど、竹串の先をヘタと実の境目に軽く押し込むと、比較的ラクに外せます。


梅の水気を取る

そして、布巾やペーパータオルで、梅の水気をしっかり拭き取ります。


青梅に醤油を加える

続いて、梅を保存容器に入れ、醤油(300ml)を注ぎます。

保存容器は、長期保存に耐えるように、あらかじめ熱湯消毒煮沸しゃふつ消毒をするなどして、清潔にしたものを使ってください。

梅を丸ごと使うのがコツ

梅のエキスを早く抽出する方法としては、切ったり砕いたり、あるいは、あらかじめ冷凍したりする方法があります。

ですが、そうした梅を梅醤油に使うと、酸味やエグミが出やすくなるので、丸ごとの生梅をそのまま漬ける方が断然おすすめです。
丸ごとをじっくり漬けると、上品な味に仕上がります。



梅醤油の漬け方

そして、密閉して、常温で1〜2ヶ月漬けたら完成です。

常温でじっくり漬ける

常温に置く方が、冷蔵庫に入れるよりも、短期間でしっかりと梅の風味が出ます。

1ヶ月経つと醤油にほんのりとした酸味が移り、2ヶ月経つと、梅の風味がよりはっきりと感じられるようになります。

漬けた梅は、2ヶ月経ったあたりで引き上げるのがおすすめです。
3ヶ月以上漬けっぱなしにすると、梅醤油の酸味が強くなるためです。

また、2ヶ月経ったあたりで、常温から冷蔵保存に切り替える方が長持ちしやすいです。

数日はビンをたまに揺する

梅が醤油に浮いているところ
梅は醤油に浮くので、最初は頭が出た状態になります。

ですから、漬けはじめの数日は、たまにゆするなどして梅全体を醤油にひたすようにしてください。

2〜3日すると、梅が徐々に醤油に沈んできます。
そうしたら、あとは、密閉したまま冷暗所に放置するだけでOKです。


梅醤油(青梅醤油漬け)

出来上がった「梅じょうゆ」は、梅を引き上げたうえで密閉容器に入れて冷蔵保存すると、1年ほど日持ちします。

梅のほのかな酸味が印象的な、爽やかな味わいのお醤油。
市販のポン酢醤油とくらべると、酸味が優しく、まろやかで上品な味わいです。

梅醤油の使い方

この「梅じょうゆ」は、刺し身や焼き魚にかけて食べると美味しいです。
梅のほど良い酸味が食欲をそそります。

他には、豚しゃぶなどの肉料理とも合わせやすいです。

梅醤油の使い方(お刺身にかける)
お刺身にかける
梅醤油の使い方(焼き魚にかける)
焼き魚にかける


残った青梅の食べ方

また、醤油と一緒に漬けた梅は、細かく刻んで、醤油と同じように調味料として使えます。
醤油の旨味がしっとり馴染んでいるので、そのままご飯のお供にしても美味しいですよ。

追記
  • 【熱湯消毒の方法】
    保存瓶は、あらかじめ内部に熱湯をまわしかけるか、鍋で煮沸消毒したうえで、しっかり乾燥させてから使ってください。
    熱湯消毒の手順は、容器の内側に熱湯をまんべんなく回しかけます。
    すぐに熱湯を捨てて、自然乾燥させたら完了です。

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投稿日:2018年6月21日 更新日:

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