玉ねぎの辛味の抜き方2パターン。水にさらす、もしくはそのまま放置。

投稿日:2018年10月15日 更新日:

玉ねぎの辛味の抜き方

玉ねぎの辛味の抜き方を2パターンご紹介します。

1つ目の方法は、「玉ねぎをスライスして水にさらす」です。
水にさらすことで特有の辛味成分が抜けて、生でも食べやすくなります。

玉ねぎを水にさらすメリットは3つあります。

  • 辛味・エグミ・臭みが抜ける
  • 変色が防げる
  • シャキッとする

玉ねぎを水にさらす時間は、5〜10分くらいがおすすめです。
あらかじめ塩もみしてから水にさらすと、より辛味が抜けて食べやすくなります。


玉ねぎの辛味をとるもう1つの方法は、「切った玉ねぎをそのまま放置する」です。

水にさらす方法とくらべると辛味はある程度残りますが、この方法のメリットは、玉ねぎの栄養が失われにくいことにあります。

玉ねぎを水にさらすと、辛味と一緒に栄養も流れ出てしまうんです。
ですから、玉ねぎの栄養を逃さず摂りたいという方には、この方法をおすすめします。

それでは、詳しく解説します。

玉ねぎを水にさらす方法玉ねぎの辛味が苦手な方にオススメ

最初に、玉ねぎを水にさらして辛味を取る方法をご紹介します。

玉ねぎを水に晒す方法

【工程1】
まず玉ねぎを半分に切り、繊維を断ち切るように横に薄切りにします。

お好みでみじん切りにしてもいいですけど、スライスする場合は、上の写真のように繊維に対して垂直に包丁を入れた方が、辛味を感じにくくなります。

【調理のポイント】
玉ねぎは、繊維に対して垂直に包丁を入れると、辛味を感じにくくなります。

玉ねぎには「硫化アリル」という辛味成分が含まれています。
この成分は、玉ねぎが目にしみる原因にもなっています。

玉ねぎの繊維を断ち切るように包丁を入れると、細胞が壊れて「硫化アリル」が流出し、揮発しやすくなります。
そうすると、玉ねぎの辛味を感じにくくなります。


タマネギを水にさらす方法

【工程2】
次にお好みで塩(少々)を振ります。

この工程は、玉ねぎの辛味がとても苦手な方におすすめします。
この工程を省いて次(工程3)に進んでも、玉ねぎの辛味はけっこう抜けます。


玉葱を水にさらす方法

そして軽く塩揉みして、2〜3分置きます。

【調理のポイント】
玉ねぎはあらかじめ塩揉みすると、辛味が抜けやすくなります。

たまねぎを水にさらす方法

【工程3】
続いて玉ねぎにたっぷりの水を加えます。


玉ねぎを水にさらす方法

そしてしばらく水にさらします。

時間は5分くらい。
玉葱の辛味をしっかり抜きたい場合は、10分くらい置くといいです。


玉ねぎを水にさらす方法

【工程4】
最後に手で水気を軽く絞ったらお終いです。


辛くないオニオンスライスの作り方

オニオンスライスの辛くないレシピ

水にさらした玉ねぎスライスをお皿に盛って、かつおぶしや醤油をかけるだけで、オニオンスライス(玉ねぎのサラダ)の完成です。

玉ねぎの辛味を完全に消すことはできませんが、それでもかなり食べやすくなっています。
「オニオンスライスは辛いから苦手!」という方でも、このサラダならイケると思います。

また、この玉ねぎは、かつおのたたきに添えても美味しいです。

新玉ねぎを使う場合

ちなみに新玉ねぎを使う場合は、辛味が弱いので、水にさらさずにスライスするだけで美味しく食べられますよ。

血液をサラサラにすると栄養が失われる理由

玉ねぎを水にさらすと栄養価が失われる

ところで、玉ねぎを水にさらすと、食べやすくなる反面、栄養は失われてしまいます。

玉ねぎを水にさらすと、硫化アリルやビタミンが流れ出てしまいます。

「硫化アリル」は、すでにお伝えした通り、玉ねぎの辛味成分です。
でも、それと同時に健康に良い成分でもあるんです。

「硫化アリル」には、血流改善・疲労回復・ビタミンB1の吸収率アップなどの健康効果があると言われています。

せっかくの栄養ですから、無駄なく摂りたいですよね。
最後に、玉ねぎを水にさらさずに辛味を抜く方法をご紹介します。

玉ねぎの辛味は、水にさらした方がしっかり抜けますが、栄養を無駄なく摂りたい方には次の方法がおすすめです。

栄養が損なわれにくい辛味の抜き方栄養を摂りたい方にオススメ

玉ねぎの栄養を無駄なく摂れる、辛味の取り方をご紹介します。

玉ねぎの辛味の抜き方

【工程1】
まず上の写真のように、スライスした玉ねぎを皿の上に広げます。

そしてこのまま15分ほど置きます。

玉ねぎは切ってから置くだけで、辛味が少し抜けます。

【調理のポイント】
玉ねぎは切ってしばらく置くと、辛味が抜けます。

玉ねぎの辛味の抜き方

よりしっかり辛味を抜きたい場合は、ラップをかぶせて冷蔵庫に入れ、1時間半〜2時間置くといいです。

この1時間半〜2時間という時間は、玉ねぎ博士こと、北翔大学名誉教授の西村弘行さんのおすすめです。
玉ねぎスライスをこれくらい置くと、辛味が抜けやすくなるだけでなく、血液をサラサラにする効果がよりアップするそうです。

その理由は、管理栄養士の赤石定典さんによると、玉ねぎの辛味成分(硫化アリル)が空気に触れることによって、血液サラサラ成分(アリシン)に変化するからだそうです。
(一部情報元:テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」2018年9月25日放映、TBS「名医のTHE太鼓判!」2018年10月29日放映)

ただ、辛味の抜け具合は、水にさらす方が上です。
辛味がどうしても苦手という方には、水にさらす方をおすすめしますが、辛味もけっこう美味しいと思える方には、この西村さんの方法をおすすめします。

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