干し椎茸を使った洋風おかずのレシピをご紹介します。
にんにくと赤唐辛子の風味を生かした、アヒージョのレシピです。
干し椎茸のお料理といえば、醤油や味噌などをベースにした和風の味付けになりがちです。
もちろんそれらも美味しいのですが、もし洋食に合わせやすい料理をお探しなら、オリーブオイルとにんにくでさっと煮るのがおすすめです。
干し椎茸のしっかりとした旨味と、ペペロンチーノ風のパンチの効いた風味が、とてもよく合います。
ちなみに、椎茸でアヒージョを作るなら、生の椎茸ではなく、干し椎茸を使う方が美味しいです。
椎茸は乾燥させることで旨味成分が大幅に増加するため、干し椎茸を使うことで、より深みのある味に仕上がります。
乾物を使ったおつまみとしてもおすすめです。
材料
干し椎茸 | 20g※ |
赤唐辛子 | 1/4本 |
にんにく | 7g |
オリーブオイル | 大さじ3 |
塩 | 小さじ1/3 |
※戻した干し椎茸を使う場合は、軸なしで80gほど用意する。
作り方
![干し椎茸の戻し方(冷水で戻す)](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2014/08/6R7D4177-560x373.jpg)
まず、干し椎茸(20g)をかぶるくらいの冷水に浸し、ラップをかぶせて、冷蔵庫に一晩入れて戻します。
干し椎茸は、レンジやお湯などを使って短時間で戻すこともできますが、冷水でじっくり時間をかけて戻す方が美味しいです。
より詳しく:干し椎茸の上手な戻し方
すでに戻してある干し椎茸を使う場合は、軸を取り除いた状態で80gほど用意してください。
![干し椎茸とにんにくと赤唐辛子を切る](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/01/6R7D7788-560x373.jpg)
椎茸を戻したら、水気を軽く切って軸を取り除き、1個を6〜8等分に切ります。
そして、にんにく(7g)をみじん切りにして、赤唐辛子(1/4本)を小口切りにします。
椎茸の水気は絞るのではなく、ザルに上げて切る程度でOKです。
絞ってしまうと、ふっくらとした仕上がりになりません。
また、やや小さめに切り分けると、味が染みやすくなります。
![赤唐辛子とニンニクをオリーブオイルで加熱してアヒージョソースを作る](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/01/6R7D7814-560x373.jpg)
次に、小さいフライパン(小鍋)にオリーブオイル(大さじ3)・赤唐辛子・にんにくを入れ、弱火にかけて香りを立たせます。
なお、フライパン(もしくは鍋)はなるべく小さいものを使うと、椎茸がオイルに浸りやすくなります。
理想的な大きさは、直径15センチくらい。
大きくても20センチ以下がおすすめです。
![アヒージョソースに塩を加える](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/01/6R7D7829-560x373.jpg)
にんにくの良い香りがしてきたら、塩(小さじ1/3)を加え、軽く混ぜます。
![アヒージョオイルで干し椎茸を煮る](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/01/6R7D7868-560x373.jpg)
続いて、干し椎茸を加えて、たまに返しながら弱火で4分ほど加熱したら完成です。
あまり強い火で長時間加熱すると、椎茸がかたくなるので、弱火で4分を目安に火を止めてください。
![椎茸アヒージョ](https://kumiko-jp.com/wp-content/uploads/2019/01/6R7D7907-560x378.jpg)
椎茸の旨味がギュッと詰まった一品。
にんにくの風味とオリーブオイルのまろやかなコクが中まで染み込んでいて、とても美味しくいただけます。
洋食の付け合わせから、ワインのおつまみまで、幅広い場面で活躍するお料理です。
日持ち:冷蔵保存で1週間
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