豆苗の茹で方と茹で時間について解説します。
豆苗を茹でるコツは、短時間でさっと湯がくことです。
茹でる際に塩を少し加えると、豆苗の甘みのある味が引き立きます。
また、豆苗が茹で上がったら、水に浸すのではなく、ザルに上げて冷ます(おか上げする)のもポイントです。
そうすると、栄養などの流出を抑えられるので、味が濃く感じられますよ。
豆苗の茹で方
豆苗を茹でるにあたっては、まず、豆苗(好みの量)の根元を切り落とします。
そして、調理しやすい大きさに切ります。
ちなみに、豆苗を切ってから茹でることには、メリットとデメリットがあります。
メリットは、あらかじめ切っておくことで、すぐに調理に使えるということです。
茹でてからだと、豆苗がバラバラになるので、切りにくくなります。
デメリットは、栄養が湯に流れやすくなるということです。
根元は必ず切り落とすので、その部分は仕方ありませんが、切り口が増えればそれだけ栄養が流出しやすくなります。
ただ、こうした栄養面でのデメリットはあるものの、後から切るのは結構面倒なので、切ってから茹でる方がおすすめです。
次に、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
湯の量は、豆苗が余裕で浸るくらい。
塩の量は、湯1リットルにつき、小さじ1/2程度がおすすめです。
塩を少量加えると、豆苗の味が引き立ち、色よく茹で上がります。
そして、豆苗を加え、たまに混ぜながら30秒ほど茹でます。
このくらいの時間茹でると、ほど良い食感が残ります。
なお、「30秒」は、豆苗を入れてから、わりとすぐに湯が再沸騰した場合の茹で時間です。
湯の量が少ない場合は、豆苗を入れたことでガクンと温度が下がり、再沸騰するまでに時間がかかるので、少し長めに茹でた方がいいです。
柔らかく仕上げたい場合も、同様です。
ただ、茹ですぎは禁物。
この後に豆苗をザルに上げて冷ます工程があり、その際に、余熱で少し火が入るので、好みの食感よりも、気持ち固めに茹でるのがおすすめです。
30秒から1分の間で調整してみてください。
茹で上がったら、ざるに上げ、菜箸などで広げて冷まします。
豆苗はアクが少ない野菜なので、茹で上がりを水に浸す必要はありません。
むしろ、水に浸さずに、ザルにあげて冷ました方が、味も濃く感じられますし、栄養の流出も比較的抑えられます。
ですから、通常は、水に浸さずに冷ますのがおすすめです。
一方で、豆苗を水に浸すメリットもないわけではありません。
メリットは次の2つ。
- すぐに冷水につけると、余熱で火が通らないので、狙った食感に仕上げやすい。
- 豆苗の緑色が比較的鮮やかに出やすい。
これらを優先した場合は、水にさらすのもアリだとは思います。
茹でた豆苗の食べ方
このようにして茹でた豆苗は、幅広い料理に使えます。
醤油とかつお節をかけて「おひたし」にしても美味しいですし、おろしにんにく・ごま油・醤油などを混ぜれば「ナムル」も簡単に作れます。
また、カニカマやツナを混ぜて「サラダ」にしたり、ワカメや豆腐を混ぜて「ポン酢和え」にするのもいいですよ。
豆苗のレンジを使った茹で時間
ところで、豆苗を茹でるのなら、鍋ではなくレンジを使うのもオススメです。
鍋でゆでると、様子を見ながら調理できるので、狙った食感に仕上げやすいと言うメリットがあります。
一方で、レンジでチンすると、水を使わないので、旨味や栄養の流出をかなり抑えられます。
レンジでの加熱時間は、1袋(100g)あたり、600wで1分30秒ほど。
豆苗をボールに入れ、ふんわりとラップをして、レンチンしたらお終いです。
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