煮干しの粉末を使っただしの取り方をご紹介します。
粉末を使って煮干しだし(いりこだし)を取る方法には、「水出し」と「煮出し」の2つのやり方があります。
水出しは、煮干しの粉末を水に数時間浸ける方法。
煮出しは、お湯で2〜3分煮る方法です。
お湯で煮出す方が圧倒的に時短になりますが、味の面では水出しの方がおすすめです。
水に浸けておくことで、煮干しのクセを感じにくい、上品な味の出汁が作れます。
煮干しの粉末の使い方
この記事では、水出しと煮出し、それぞれのやり方について解説します。
水出し
最初に、煮干しの粉末を使ってだしを水出しする方法をお伝えします。
煮干し粉末 | 大さじ3 |
水 | 650ml |
まず、煮干し粉末(大さじ3)と水(650ml)を保存容器に入れます。
そして、これにフタをして、冷蔵庫で一晩置いたら完成です。
水に浸ける時間はある程度かかりますが、作業自体はとてもシンプルなので、全く苦になりません。
クセの少ない煮干しだしが、簡単に作れます。
なお、残った粉末を濾すかどうかはお好みで。
味噌汁などにするときは濾さずにそのまま食べてもいいですし、より繊細なお料理に使う場合には、キッチンペーパーなどで濾して使うと他の食材の味の邪魔になりません。
味噌汁の具材を少し変えるだけで、毎日飽きずに食べられますよ。
煮出し
続いて、煮干しの粉末を煮出してだしを取る方法をご紹介します。
煮干し粉末 | 大さじ1 |
水 | 650ml |
まず、鍋に水(650ml)を入れ、沸騰させます。
そして、煮干し粉末(大さじ1)を加え、火を弱めます。
次に、アクを取りながら、2〜3分煮出します。
火を止めたら完成です。
残った粉末を取り除く場合は、ザルの上にキッチンペーパーを敷いて、濾します。
ボールの中に残った液体が、煮干しだしです。
この方法の魅力は、なんといっても時短であること。
水に浸けて寝かせる必要がないので、調理時間はわずか5分です。
味に関しては水出しの方が上品に仕上がりますが、ケースバイケースで使い分けるといいですよ。
丸ごとの煮干しを使った場合も、粉末と同様に手軽に美味しい出汁を取ることが可能。
そちらの記事もぜひご覧ください。
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