いわしの刺身レシピ。鰯の生食ならやっぱりこれ!刺身の切り方も解説。

いわしの刺身

レシピ動画

鰯(イワシ)の刺し身のレシピをご紹介します。

いわしの刺し身のさばき方

いわしを刺身にする時のおろし方には、大きく分けて2種類あります。
1つめは「3枚おろし」にする方法。
もう1つは「手開き」にする方法です。

「手開き」は、手で簡単に開けるうえに小骨も取れやすいのですが、一方で身が崩れやすいという欠点があります。

刺身の切り方(3枚おろし)
いわしを刺し身にするのなら、見た目がきれいな、包丁を使った「三枚おろし」がおすすめです。

3枚におろすのは、やり方さえ分かれば、意外と簡単です。

ただ、そうは言っても見た目より手軽さを優先したいという方のために、いわしを手開きにして刺身にする方法も合わせてお伝えします。

いわしの刺し身の作り方

いわしの刺し身

「いわしのお刺身」のレシピです。

材料

2〜3人分:調理時間10分
新鮮ないわし 3尾程度
おろし生姜 適量
好みのつま 適量

※うるめいわしでもまいわしでも種類は何でもOK。

いわしのウロコを取る

いわしのウロコを取る
いわしを洗う

まず、いわしのウロコを取り、流水できれいに洗います。

いわしのウロコは、流通過程でほとんど取れてしまいますが、残っている場合は、きれいに取り除きます。

包丁の刃を軽くいわしに当て、尾の方から頭の方に向かって、軽くなでるようにこすり取ります。
やり方がわからない場合は、「いわしのウロコの取り方」という記事をご覧下さい。


いわしの内臓を取る

いわしの腹を肛門まで切り裂く
いわしの内臓を取り出す

次に、いわしの胸びれの内側から包丁入れ、頭を切り落とします。
そして、いわしの腹を少し切り、切れ目から肛門あたりまで包丁を入れ、内臓をかき出します。


いわしをきれいに洗う
いわしの水気を拭き取る

いわしの内臓を取ったら、いわしを流水できれいに洗います。
その際には、背骨沿いに付いた血合いを指でこするようにして、きれいに洗い流してください。

いわしを洗ったら、キッチンペーパーで水気をきれいに拭き取ります。


刺身の切り方(3枚おろし)

刺身の切り方(3枚おろし)
刺身の切り方(3枚おろし)

続いて、いわしの身と背骨の上面のちょうど境目に包丁を入れ、そのまま背骨に沿って切ります。

片面を切ったら、もう片側にも同じように包丁を入れ、いわしを身2枚と骨(合計3枚)に切り分けます。


3枚におろしたいわしの刺身の腹骨を切る
腹骨を取ったいわし刺身

いわしを3枚におろしたら、包丁を寝かして腹骨をそぎ取ります。


刺身のおろし方(手開き)

いわしの捌き方(手開きと3枚おろし)

上で解説した「3枚おろし」が面倒だと思った方は、「手開き」で簡単に済ませるのもアリです。
やり方は、この動画と「いわしの捌き方」という別記事で解説しています。

三枚おろしにするよりも身が崩れやすい開き方ですが、手軽ですし、小骨も割とすっきり取れます。


いわしの皮を剥く

いわしの刺身の皮を剥く
いわしの刺身の骨抜き(小骨の取り方)

いわしをお刺身として食べる場合は、皮の食感が口に残りやすいので、皮むきをします。

いわしの皮は、頭の方からお尻に向かって剥くと、きれいに取れます。
いわしの頭の方の切り口から皮をめくり上げ、いわしの身を左手で押さえながら、右手ですっと引いたらおしまいです。

また、小骨が気になる場合は、骨抜きを使って、小骨を取り除きます。
いわしの小骨は、身のちょうど真ん中あたりに一列に並んでいるので、指でさぐりながら、骨抜きを使って取り除いてください。


おろしたいわしを切る

いわしをさばいたら、食べやすい大きさに切ります。


いわしの刺身

最後に、つまや生姜などの薬味と一緒にお皿に盛ったら完成です。
なお、当サイトでは「大根でつま(けん)を作る方法」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

いわしと言えば安価な魚の代表格ですが、新鮮ないわしを刺身にして生姜醤油をつけて食べると、とても美味しいですよ。


アニサキスについて

最後に、いわしのお刺身を食べる際の注意点を1つお伝えします。
寄生虫の「アニサキス」についてです。

アニサキスは、サバやいわしなどの魚介類にいる糸状の寄生虫で、人間の体内に入ると食中毒を引き起こすことがあるので、念のためしっかり確認してください。

アニサキス対策としては、鮮度の良いものを選んだうえで内臓をすみやかに取り除き、食卓に出す前に目視することが有効です。
詳しくは、厚生労働省のページを参考にしてください。

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