大根を使った、刺身のつま(けん)の切り方・作り方を動画でご紹介します。
やり方は意外と簡単です。

そして、それらを重ね、千切りにして、水に軽くさらしたら完成です。
家庭では、市販品ほどは細切りにはできないかもしれませんが、少し太めの、存在感のある大根もなかなかいいものです。
そのうえ、切りたてだったら栄養も豊富。
魚をさばいてお刺身を作るときなどに、ぜひ試してみてください。
刺身のツマとケンの違い
ちなみに、「つま」という名前は、刺身に添えられるもの総称です。
大根に限らず、大葉や食用菊やわさびや生姜も、全て「つま」。
一方で、「けん(剣)」は、刺身に添える「つま」のうち、大根や人参などを細切りにしたもののことを指します。
大根を使ったつまの切り方

まず、大根を輪切りにし、皮を少し厚めにむきます。

大根の皮及びこの線の外側は、繊維質で硬いので、あらかじめ取り除いた方が、大根を薄く切りやすいです。

次に、大根の表面に包丁を当て、包丁が透けて見えるくらいに薄く、皮をむくような感覚でむいていきます。
ちなみに、大根をこのように帯状に薄くむく方法を「かつらむき」と言います。
この工程で、薄く剥ければ剥けるほど、その分、繊細なケンができます。
簡単に薄く切るコツは、リンク先を参考にしてください。
とは言いつつも、多少厚みがあるのも、家庭料理の味。
それはそれでいいと思います。
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
大根を薄く剥いたら、何枚か重ねて、まな板の上に置きます。
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そして、端から千切りにします。
千切りとは、1〜2ミリ幅の細い形状に分ける切り方です。
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細く切った大根は、軽く水にさらすと、シャキッとしてよりケンらしくなります。

水気を切ったら完成です。
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わさびや生姜といった薬味と一緒に、お刺身に盛り付けます。
大葉やネギといった緑色の食材を少し加えると、お刺身の色が映えて、より美味しそうに見えますよ。
ちなみに、手作りした大根のつまも、お店で買った刺身のつまと同じく、残ったら、料理にアレンジすることができます。
一番手軽なのは、白くてきれいな部分をそのままサラダにする方法。
刺身がのっていた部分は、あまり日持ちしないので、味噌汁やスープの具材などにして使い切るのがおすすめです。
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