むきえびの下処理の方法と茹で方を動画で解説します。
むきえびの臭みや汚れを取るための下ごしらえの方法と、茹で方や加熱時間についてです。
むきエビの下処理
最初に、むきえびの下ごしらえのやり方を解説します。
むきえびの下ごしらえは、大きく次の3つの工程に分かれます。
- 冷凍むきえびを使う場合は、解凍する。
- 背わたが残っている場合は、取り除く。
- 片栗粉と塩で揉んで水洗いする。
解凍する
冷凍えびを使う場合は、まずは、解凍します。
冷凍えびは、凍ったままの状態でも調理につかえますが、あらかじめ解凍してからの方が、加熱ムラができにくいのでおすすめです。
また、つぎに説明する「背わたを取り除く」工程においても、ある程度解凍しておかないと、作業しにくくなります。
解凍するにあたっては、水に浸してもいいですし、レンジの解凍モードで加熱してもOKです。
背わたを取り除く
続いて、むきえびに背わたが残っている場合には、背わたを取り除きます。
背わたの取り方は、冒頭の動画をご覧いただくと分かりやすいです。
つま楊枝を背わたの脇に刺してグッと引き出し、指で引っ張れば、簡単に取れます。
背わたが奥の方に少しだけ残っていて、つま楊枝だけだと取りにくい場合は、包丁で背わたの部分に切れ目を入れると取りやすくなります。
背わたが残っていると料理に臭みが出やすいので、この工程でキレイに取り除いてください。
さらに詳しく:むきえびの背わたの取り方
片栗粉と塩で揉んで水洗いする
背わたを取り除いたら、むきえびを片栗粉と塩で揉み、水洗いします。
こうすることで、臭みや汚れがきれいに落ちるうえに、プリッとした食感になります。
それぞれの分量は、下のレシピを参考にしてください。
むきえび | 100g |
片栗粉 | 大さじ1と1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
水 | 大さじ1と1/2 |
片栗粉は粒子が細かいので、水と一緒に揉み込むと、エビの汚れをしっかりと吸着してくれます。
また、塩を少量加えると、エビがプリプリの食感に仕上がります。
むきえびをキレイに洗ったら、水気をしっかりと取り除きます。
むきエビの茹で方(ボイルの仕方)
続いて、むきえびの茹で方について解説します。
むきえび | 100g※ |
水 | 500ml(500g) |
塩 | 小さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
※下処理済みのもの。
エビの重量の5倍ぐらいの水を鍋に入れて火にかけます。
沸騰したら、水500mlに対して塩(小さじ1)と酒(小さじ1)を加えます。
そして、火を止め、エビを湯に完全に浸します。
酒を加えると臭みがより和らぎますが、小さいお子さんがいる場合などは、お好みで酒を加えずに茹でても構いません。
エビを湯に浸したら、すぐにフタをして、そのまま置きます。
2分ほど置いたら完成です。
むきえびをジューシーでプリプリに仕上げるためのポイントは、加熱しすぎないことです。
湯の余熱を利用して、短時間で火を通します。
なお、加熱時間は、むきえびの大きさによっても若干変わってきます。
ごく一般的な大きさのむきえびだったら2分くらいですが、大きい場合はもう少し長めに、逆に小さい場合は少し早めに引き上げてください。
茹でたむきえびは、サラダや和え物などの具材としてすぐに使えます。
「ブロッコリーとエビのサラダ」のレシピは、リンク先を参考にしてください。
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