ナスの煮浸しのおすすめの作り方をご紹介します。
茄子を「揚げない」かつ「焼かない」レシピになっていて、フライパンで煮るだけで簡単に作れます。
完成した煮浸しは食感がとても柔らかく、つゆだくジューシーな旨みとともに、とても美味しくいただけます。
調理のコツは、酢をほんの少し加えることです。
さっぱりとした風味がプラスされて味に奥行きが出るうえに、ナスの色も比較的きれいに仕上がります。
できたてを食べることもできますが、作り置きして、冷やして食べるのもいいですよ。
なす煮浸しの材料
なす | 400g(4本程度) |
かつおだし | 250ml |
砂糖 | 大さじ1/2 |
みりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1/2 |
おろし生姜 | 適量 |
なす煮浸しの作り方
まず、なす(400g:4本程度)のヘタを取り、縦半分に切って、皮目に5ミリ幅の切れ目を入れます。
切れ目を少し多めに入れておくと、なすに味が染みやすくなります。
次に、なすをフライパンに重ならないように並べ、かつおだし(250ml)・砂糖(大さじ1/2)・みりん(大さじ2)・醤油(大さじ2)・酢(大さじ1/2)を加えて、火にかけます。
フライパンは少し大きめの28センチくらいのものが使いやすいです。
なすを重ならないように並べると、万遍なく煮汁に浸かるので、全体に味が染みやすくなります。
また、酢を少量加えると、さっぱりとした風味が加わって味に深みが出るうえに、なすの色も比較的きれいに仕上がります。
かつおだしは、かつお節から取っただしでもいいですし、だしパックを使って取っただしでもいいです。
また、だしを取るのが面倒な場合は、市販の顆粒だしの素を使うのもアリです。
だしの素を使う場合は、水(250ml)に小さじ2/3弱程度を溶かしてください。
沸騰したら、スプーンで煮汁を全体にかけます。
それぞれのなすに2回くらいずつ軽くかければOKです。
最初に、煮汁をなすにある程度馴染ませてから煮始めます。
続いて、落し蓋をして、中火〜弱めの中火で8分ほど煮ます。
落し蓋は、クッキングシートやアルミホイルで手作りすることもできます。
写真のように、フライパンの内側のサイズに合わせて円形にして、中央に空気穴を開けるだけで使えます。
8分経ったら落し蓋を取り、なすをひっくり返します。
ここでなすを裏返しておくことで、皮目の方まで十分に柔らかくなって、さらに美味しくなります。
そして、1〜2分ほど煮詰めて、煮汁が少なくなったら完成です。
残った煮汁の量に応じて、煮詰める時間を微調整してみてください。
できあがりは、煮汁を少し残します。
この煮浸しは、できたてをそのまま食べることもできますが、しばらく置くと、味が馴染んでより美味しいです。
作り置きにも向いていて、冷蔵庫に入れて、冷やして食べるのもおすすめです。
冷蔵した場合の日持ちは、4日程度と考えてください。
おろし生姜を添えていただきます。
揚げたり焼いたりせずに作るお料理ですが、フライパンになすを広げてじっくり火を通すことで、柔らかい口当たりに仕上がります。
また、煮汁を少量残すので、なすの中にも十分なおつゆが染み込んでいて、じゅわっとジューシーな食感を楽しめます。
ほんのり甘みのある濃厚な味なので、ご飯との相性も抜群。
なすの魅力を堪能できる、とても美味しいおかずですよ。
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