フライドポテト(ポテトフライ)のレシピをご紹介します。
じゃがいもをシンプルに美味しくいただくレシピになっていて、じゃがいもの甘みを引き出しつつ、食感良く仕上げます。
私はこれまで、色々な調理法で何度もフライドポテトを作ってきましたが、その経験をふまえると、次の4点がフライドポテト作りのコツだと思います。
- じゃがいもをくし切りにする
- 水に10分さらす
- 低温でじっくりと揚げる
- 仕上げに油の温度を上げる
材料
じゃがいも | 2〜3個 |
塩 | 適量 |
サラダ油 | 2センチ |
ケチャップ・粒マスタード | 好みで適量 |
レシピ・作り方
- ① じゃがいも(2〜3個)の皮をむきます。
半分に切り、それぞれをさらに6等分のくし切りにします。
とても大きいじゃがいもの場合は、8等分くらいに切ると良いです。
補足:くし切りにする理由
- ② たっぷりの水に10分ほどさらします。
ザルに上げて、水気をしっかり拭き取ります。
補足:水にさらす効果
- ③ サラダ油を2センチほど注ぎ、130〜140度に温めます。
じゃがいもを加え、たまに混ぜながら6分ほど揚げます。
補足:油の温度・小麦粉や片栗粉は不要
- ④ 強めの中火にして、こんがりと色付くまで、たまに混ぜながら少なくとも1分以上揚げます。
- ⑤ じゃがいもを網の上に取り出して、油を切ります。
- ⑥ キッチンペーパーをザルの上にのせ、じゃがいもを入れ、塩(適量)を振ります。
ザルごと振って、塩を全体にまぶします。
- ⑦ 皿に盛り、お好みでケチャップや粒マスタードを添えたら完成です。
揚げたてのアツアツをいただきます。
じゃがいもの甘みがしっかりと感じられる、風味の良いフライドポテトです。
中はホクホクで、外はサクッとしており、食感のコントラストも楽しめます。
レシピの補足説明
くし切りにする理由
じゃがいもは、くし切りに切るのがおすすめです。
鋭角な部分にしっかりめに火が入るので、カリッとした食感に仕上がります。
水にさらす効果
じゃがいもを水に10分さらすと、表面のデンプンを取り除けるので、食感がもっさりとしにくくなります。
また、アクが抜けてエグミのない素直な味に仕上がるうえに、焦げにくくなるというメリットもあります。
ちなみに、10分以上水に浸しても、はっきりとした違いはないと私は感じます。
最初は低温、最後は高温
フライドポテトを作る際には、130〜140度の低温で、長めに揚げると良いです。
じんわりと加熱することで、じゃがいもの甘みを引き出すことができます。
また、最後に火力を強めて、油の温度を上げることも大切です。
強めの中火で1分以上揚げると、仕上がりの食感がサクッとしやすいうえに、油切れが良くなるのでベタつきを抑えられます。
小麦粉や片栗粉は不要
私は、フライドポテトを作る際に、じゃがいもに小麦粉や片栗粉をまぶす必要はないと思います。
これまでの経験上、これらの粉をまぶしても、味や食感が特に良くなるわけではないからです。
片栗粉の場合は、表面にダマが付いたような仕上がりになり、油もかなり汚くなります。
小麦粉の場合は、表面が歯切れの悪い不自然な硬さになり、油もそこそこ汚れます。
また、じゃがいもをあらかじめ冷凍したり、レンジで加熱したり、冷たい油から揚げたり、二度揚げしたり、ラードで揚げたりといった調理法も試してみましたが、食べ比べをした結果、どれも特段おいしくなるわけではありませんでした。
今回のようにシンプルに調理するのが一番おすすめです。
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